Mastodon:Blood Mountain - Rogi073.Diary 2.0

1.Loud Park
さて、メタル系フェスティバルLoud Park '06が、先日あったが、恐ろしいほどのそうそうたるメンバーに加えて、憎いところでは、Opethなんかも来ていたようだ。
そんななか、今や次世代メタルバンドというような呼び方もされる、プログレメタル系バンドMastodonも参加していた、で、このバンドの新作を今回は取り上げてみる。

2.テクニカル
テクニカルな、プログレメタルというと、Dream TheaterとかQueensrycheのようなところが思い浮かぶが、Mastodonはそういった方向性ではなくて、Thrash Metal 系ながら、テクニカルというところ、ゴシック系のOpethともまた違う。どちらかというとDevin Townsend のStrapping Young Ladに近い印象で、Thrash系のリフを多用しながらも、突如として、拍子が絡まり合ったような、捉えきれないリズムを持ち出して、心地よい混乱をもたらす作風。

3.新作
そんなバンドの新作は、"Blood Mountain"。ジャケ含めアートワークの印象もそうなのだが、歌詞世界にしても、どこか神話風の印象を受ける。明確に詩として表現されている訳ではないが。局長は、基本線はやはりThrash Metal。テクニカルさというかひねりの部分は所々でそっと出すという感じで、全体は、とにかくたたきまくるドラムに乗せて走るパートと重いリフでじっくりと寄せていくパートでの構成が主軸。曲調の大きくな変化を見せることはないが、一本調子になる訳でもなくというところで、激しく絶賛したくなるという感じではないのだが、聴いていると何度もリピートして聴いてしまう感じで、とても安定した出来の作品。

4.TOOLとともに
ヨーロッパツアーは、TOOLとともに回るようで、何ともこれはうらやましくなってしまいそうな構成です。

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