森美術館:Africa Rimix

1.はじめに
さて、六本木ヒルズの美術館も、森美術館にて開催中(〜2006/08/31)のAfrica Rimix を訪れる。
アフリカ出身の多数の現代美術作家の作品を一同に会した展示。


2.多様性
森美術館はかなり床面積が広くて、疲れ果てるぐらいに十分に楽しむことが出来る美術館であるが、そこに、25カ国・84名のアーティストの作品が並べられているだけあり、その作品のタイプは多種多様。メディアとしても、絵画からインスタレーション、ビデオ作品など多様であるし、作品自体の質も政治性を感じさせるものから、土着性を感じさせるものまで、とにかく多種多様で面白かった。


3.アフリカ性
ただ、多様でありながらも、そこかしこにアフリカの感覚が何となく入り込んでいるところが面白い。ちょっとした絵画であっても、その配色であるとか、動物の表現の仕方などにアフリカ的なものがにじみ出てきていて、そうなってしまうという事実に非常に興味を引かれた。


4.気になるもの
作品の中で特に機を引いたものというと、まずは、William Kentridgeの木炭による絵画をベースにしたアニメーション。既にこのブログの中でも何度か触れてこともある人であり、今回の作品に出展している作家の中ではもっとも有名な人の一人であろう。やはり、その展開の突飛ながら連結していくアニメーションはすばらしい。
作家の名前を忘れてしまったが、糸による絵画作品はとてもすばらしい。抽象のようで具象のようで。すばらしい発見だった。
関連リンク:
森美術館:アフリカ リミックス map:x139.7277y35.6618

関連サーチ:
アフリカ リミックス(Technorati.jp)
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