ICC 存続!?

さて、このblogでも5回ほどにわたって、初台にあるオペラシティ内の日本のメディアアート
拠点とも言うべきICCの閉鎖の可能性について議論してきました。
公式なコメントが出ているわけでもないのですが、
坂本龍一氏のblogによると、ICCの存続は決まっている様子。
ただ、それが一体どのような形態になるのかは決まっていない模様。
おそらく、はっきりとしないが故に何発表できないという状況なのだろう。
ただ、公式なコメントが出ていない以上ただの噂でしかないという情報の状態である。
ちなみに、本日25日をもって現在の企画が終了なので、
しばらく冬眠に入るということになるのだろう。
どのような形で再開されるのか(このまま終わってしまうという可能性もまだあるのだろうが)
をとりあえず楽しみにしたい。

ただ、私がすっかり足を運ばなくなってしまった東京都現代美術館のような惨状では
復活されてもより存在意義が無くなってしまうので、そうはならないことを祈るところ。
その東京都現代美術館も2006年1月21日から
「転換期の作法 ポーランドチェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術」と
MOTアニュアル2006 No Border−「日本画」から/「日本画」へ」 を
開催するようなので、久しぶりに足を運んでみたいとは思っている。
ついでに刷新したという常設展の様子も確認して出来れば、
いまいちになったという私の偏見を否定されることを願っている。

そっと思う。ただ存在することの困難さ。
存続することの困難さ。そして変化するということと迎合。
存在する必要性とは一体何なのか。経済のみが知ることなのか。