Liquid Tension Experience 3 パンデミック下の充実

Liquid Tension Experience

Mike Portnoy, John Petrucci, Jordan Rudess に、Tony Levin というプログレ界の凄腕が集結したバンド、Liquid Tension Experience。
あれそんなに立ってたんだっけ、というくらいの22年ぶりの新作 3 が出たたので聴いてみた。

作り込まれた

パンデミックによって、ライブ経験ができなくなるという悲劇に見舞われた音楽界ですが、
その反対に起きたいいこととしては、非常に作り込まれたレベルの高いアルバムが数々生み出されたという事実。
ライブで昇華されないエネルギーがアルバムに叩き込まれているという印象。
その影響は、この作品でもいえて、作品自体がしっかりと作り込まれていて、完成度が高い。
どちらかというと、凄腕揃いのインプロも魅力なメンバーであるけれども、
今回の作品は、しっかりと作り込まれた印象が強く、このバンドの素地である Dream Theater に近いテイストを感じる。

多岐にわたる

サウンド自体も多岐にわたるサウンドを用意している。
特にその起伏を楽しめるのが終盤にいたる、Shades of Hope のメローな穏やかな楽曲から一転して、
緊迫感のある長尺の Key To The Imagination への流れ。

さすがの

とにかく、さすがというしかないですね。
彼らの期待したい内容が、期待以上に詰め込まれた作品です。

LTE3 (2CD)

LTE3 (2CD)


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