超絶馬鹿テクトリオ Levin Minnemann Rudess はやっぱり凄すぎる



LMR

King Crimson などで活躍する凄腕ベーシスト Tony Levin、様々なバンドで超絶変態テクを見せつけているドラマー Marco Minnemann 、そして、Dream Theater などで知られるテクニシャン Jordan Rudess。
この、すさまじいテクニックを有した3人がそろい踏みするという正に夢のようなトリオ、その名も、 Levin Minnemann Rudess が、そのベールを脱ぐデビューアルバム LMR をリリースしたので早速聴いてみた。


すごすぎ

まぁ、このメンツを見ただけで、そのすごさは想像出来るんだけれども、その想像をも優に超えていくすごさが、このアルバムには詰まっています。
この3人のすごさってのは、単にテクニックが優れているだけではなくて、様々なバンドで活躍しているだけあって、テクニックをテクニックを魅せるためだけに使うのではなくて、エンターテインメントとして見事に魅せる、聴かせるところ。


時にメロディア

なので、ベースには超絶アンサンブル演奏があるのだけれども、それだけではなくて、メロディアスであったり、メロウな雰囲気のする楽曲があったりなどと、曲としても楽しめるサウンドがてんこ盛り。なので、単なるインストアルバムとは違って、彼ら3人が紡ぎ出す宇宙がまさしく広がりを持って堪能出来る。


緩急

そして、さらにそれらの様々なサウンドが踊るべき緩急を持って繰り広げられる。いずれのメンバーの演奏も手数が多く、コロコロと小小気味よく進んでいくんだけど、それが見事にキメを効かせたり、急速にスピードダウンしたりなどが、見事に決まっていく。
このあたりも、スピード一辺倒でない演奏の面白さがあって、彼ららしい1枚も2枚の上のレベルを感じさせる。


凄い

ちゅうことでとにかく凄いと言うしかない。そのテクニックに魅了されるだけではなく、楽曲そのものの展開が楽しくて、聴き入ってしまう。
このあたりが、この3人の真のすごさ。テクニックがとにかく音楽を楽しい方向へと持って行ってくれている。
聴いていると、テンションが上がらずにはいられない。そんなアルバムです。


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Levin Minnemann Rudess
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Lmr
発売元 : JFK
発売日 : 2013-09-05 (1CD)
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