さらなる進化 I am the manic whale

I am the manic whale

イギリス産のメロディアスプログレなバンド I am the manic whale。
現代プログレの一つの潮流である、超メロディアスなサウンドを持ちながらも、構成力と演奏力で面白いサウンドを作るバンド。
そんな彼らの新作 Things Unseen を聴いてみた。

ロディア

説明するまでもなく、とってもメロディアスな世界が爽やかで心地よい。
ポップ・ロックな要素もふんだんにあるし、ギターロック感もするような突き抜けるギターサウンドもある。
もちろん、キーボードも駆け回っていく感じ。

凝縮

現代メロディアスプログレの要素をすべて凝縮したというようなそんな印象で、
頭抜けた個性があるわけではないのだけれども、メロディーもいいし、
疾走感のある要素は快適だし、ボーカルも伸びやかで心地よいし、
演奏もタイトで、だけど、しっかりと緩急がついていて飽きないし。

良作

そんなわけで、一発でノックアウトされるってそんなタイプのサウンドではないのだけれども、
聞けば聞くほどのその良さが身にしみてくるってそんな感じのアルバムです。
ですので、何度も何度も聴いて彼らのサウンドに親しんでいけばその良さが身に染み込んでくると思います。

Things Unseen

Things Unseen