新たなる世界 Thank You Scientist
Thank You Scientist
今回紹介するのは、Thank You Scientist という変わった名前の米国のバンド。名前も変わっているけれども、音も変わっているというバンドで、それだけで、食指が動く人もいるだろう。そして、その期待を裏切らない面白い音がそこから出てくるのです。彼らの2nd Stranger Heads Prevail がリリースされたので聴いてみました。
バンド構成
まず、その構成からして期待が膨らむ。通常のバンド構成に加えて、ヴァイオリンとサックス、そして、トランペット奏者が含まれる構成。この構成をもとに奏でられるサウンドは、Coheed and Cambria をも髣髴とさせるちょっぴりエモが入った感じもするサウンドです。歌ものと
サウンドの特徴としては、歌ものの上記のようなエモな要素と、上記の弦楽管楽を含む構成から提示されるジャズい感じのサウンド。この二つがまじりあって、そして、摩訶不思議な世界が提示されていくという展開。これがいい
このミクスチャーがとてもいいんです。Coheed and Cambria を引き合いに出してみたけれども、彼らとの似たところと違いがまさに上記。ボーカルパートでの甘いメロディーと表現力は、Coheed and Cambria 的。だけれども、Coheed and Cambria がメタルに強く寄っているのに対して、Thank You Scientist はジャズ的な側によっている。混沌の楽しさ
とにかく、だから楽しい。最早さまざまなスタイルのロックが提示しつくされたかに思えるところであるのだけれども、まだあったかと思うほどに他にはない新しさと面白さを感じさせてくれるサウンド。いや、この混沌な楽しさは圧倒的です。
超お勧め
ということで、面白いロックを探し求めている人には、まさにうってつけのサウンド。ぜひとも多くの人に聴いていただきたい逸品です。関連リンク:
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