Coheed and Cambria 超豪華DVDBOXの内容は！！

4夜9枚

さて、先日ご紹介した、Coheed and Cambria の超豪華限定ライブBOX CD and DVD 9枚組、Neverender の内容をとりあえず、一通り堪能したので、ご紹介です。
ちなみに、4夜がそれぞれCDとDVDに収められていて、それぞれ4枚あって、それに追加で、ドキュメンタリーDVDがついているという構成。

その豪華さは。。。

内容の豪華さは先日ご紹介済みなので、中身のほうを今回はご紹介。
Coheed and Cambria が今までに出した4枚のアルバムを4夜にわたり、完全再現するライブが、2008年に行われたが、そのNYCityのライブをDVDとCDに収めた物。

メンツ

ライブメンバーは、正式メンバーの4人に、サポートキーボディストが全てに参加。それに加えて、第3夜は、サポートパーカッショニストが参加していて、第3夜と4夜は、日本のライブでもサポートでいた二人の女性ボーカリストが参加している。さらに、第4夜は、アンコールにゲスト（有名人っぽいけど私は知らない人）が参加している。

ステージング

で、ライブだけれども、まずは、ステージングで言うと、3面のディスプレイが背後に使用されていたりするけれども、特段豪華なセットであったり、ステージングという印象はない。

オーディエンス

次にオーディエンスだけれども、スタンディング状態のところに、すし詰めのオーディエンスが、大騒ぎなのは、彼らの過去のDVDで見た様子と同様。リフトされて運ばれるし、大きな波のように、人が動き回っている。すごいけれども、この中にはあまり巻き込まれたくない・・・。
で、さらに元気なのは、みんな歌いまくるところで、この辺は、Claudio がうまく扱っていて、観客に歌わせるところをうまく作りながら、盛り上げる。

そして演奏

で、演奏が、簡潔に言うといい。しかも、音が思いの外よくて、録音とミキシングの良さを感じさせる。ライブ盤だと、バランスが悪くて、ベースの音が聞こえにくいとか結構あるのだけれども、バランスと分離がよくて、どの楽器の音もしっかりと聞こえる。で、そうであるが故に、思いの外細かいところまで音をちゃんと出していることもわかっていい。
それから、あまり印象になかったのだけれども、ドラムとベースがかなりいいリズム隊で、単純に底支えするだけではなくて、アクセントのついた演奏を見せつけている。フロントの二人のギターの音の自由さと相まって、非常にいい演奏。

ボーカル

で、注目は、やっぱり、あの得意な Claudio のボーカルだけれども、これが、完璧じゃないのだけれどもこれが非常にライブ的でいい。というか、時に綺麗に高音がでないのだけれども、そこを叫ぶように絞り出すところが、むしろノリを作り出していて、テンションを上げてくれる。

本当にすばらしい

まぁ、これ、私が、Coheed and Cambria に散々はまっているせいかもしれないけれども、本当にすばらしい。この粘着質なメロディーは、一見激しいのりでありながら、どこか癒し的というのか、そっともたれかかりたくなる印象さえする。本当にすばらしい。

ドキュメンタリーDVD

で、ドキュメンタリーDVD のほうは、バンドメンバーへのインタビューなどを中心とした構成。まぁ、輸入盤なので、当然字幕はないですが。
それについかして、ツアーでのバンドメンバーによる前座トークなども収められています。

クライマックス

やっぱり、この作品のクライマックスって、2夜目の Al the Killer から A Favor House Atlantic、3夜目のWake Up から The Suffering、そして、4夜目のFeathers から The Running Free への展開ですね。
思わず、腕を突き上げたくなるぐらいの盛り上がりを感じてしまいます。