The Enid による壮大なコンセプトライブ The Bridge Live
The ENID
ついに来日公演も来年に控える The ENID。Joe Payne 加入後さらに活動が活発化しているかれらですが、その Joe Payne が作り上げたコンセプトのもとに作られた作品が、The Bridge live。その Blu-Ray を入手したので鑑賞しました。
架空の王国
架空の王国 Eniland を舞台とするコンセプト作品。その舞台のもとい、Enid の新旧過去作を入り混じらせたうえで、現代的にアップデートされた作品群が2幕に分けられて演じられる。とくに、Joe Payne のカリスマ性も感じさせるステージングが見ものでもある映像作品です。
見事
アレンジからステージング含め見事です。近年の The ENID へと続く道筋を作ったともいうべき Max Reed によるシンセとボーカルを絡めながら、ギターも時に演奏するというマルチな演奏が彩り、若きギタリスト Jason Ducker のギターも泣きまくっていて、オリジナルメンバー Dave Storey と若きドラマーによるダブルドラムを印象的。そして、何より御大 Robert John Godfrey のピアノがコロコロとまったく色あせることなく走り回っている。
完全なる復活を印象付ける、過去の思い出ではない、現役バリバリのバンドとしての彼らを感じることのできる作品。
感動的エンディング
そして、ラストを飾るのが、Mocking Bird。これが、まさに今の彼らを象徴するといってもいいだろう名作。憂いに満ちた味わい深いバラッドなメロディーでありながらも、後半は、ちらづよいギターの旋律に加えて、ティンパニの壮大な響きをまといながら、疾走感のある演奏が、全体を引っ張っていく。そして、最大のクライマックスにたどり着くと、クラシカルなエンディングを迎える。若きメンバーとかつてから活動するメンバーの力量が完璧に融合した素晴らしい演奏。傑作です
はっきりいって、傑作です。焼き増し系復活ライブとかではなく、完全にブランニューなサウンドを提示する印象深い作品。こりゃ、来日公演も楽しみでならないです。
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Home of The Enid and The EnidiThe Enid - The Bridge Show, Live at the Union Chapel (trailer) - YouTube
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