Marillion のアコースティックライブは美しすぎます
Less is More
英国の秘宝 Marillion。2009年に一ひねりの効いたアコースティックアルバム Less is More を発表した彼らだが、そのアルバムをフォローするアコースティックライブからの映像作品 'Live From Cadogan hall' が2010年になってリリースされたので、入手してみた。ちなみに、私は、いつも通りに彼らの Web Site から購入しました。Blu-Ray
この作品、DVD、CD および Blu-Rayというメディアにてリリースされており、私は、最近 BDプレイヤーを導入したので、Blu-Ray のものを入手した。ちなみに、Blu-Ray には、映像作品のみではなくて、96kHz 24bit のハイレゾバージョンの 'Less is More' なども収録されている。シンプルのみならず
で、中身です。まず目を惹くのは、セット。シンプルなセットながら、アコースティックということもあってか、担当楽器が少し異なる。Steve Hogarth はボーカルだけではなくて、オルガン的な楽器とともに、さらには、ハンマーダルシマーを演奏する。また、Pete Trewavas は、ベースだけではなくて、ギターを弾くとともに、マリンバも担当している。ということなので、元々、 'Less is More' でもかなり面白いアレンジが効いているアコースティックアルバムだとの印象があったが、それが、ライブでも面白い音として仕上げている。
穏やかに
そして、演奏。とにかく、穏やかで美しいのです。オリジナルのサウンドの時からバラッド系のサウンドでは、Hogarth の暖かい声質と相まってとても感動的な印象があったのだけれども、さらに、このアコースティックライブでは、その感動的な印象がより深まっている。音数が少ない分、音の深さがあって、その音がじっくりと染み込んでくるのです。一音一音
そう、ハンマーダルシマーの響き。ギターの弦の響き。ドラムの幕の響き。キーボードの響き。そして、Hogarth の歌声。その一音一音が美しく響き渡るこのライブ。夜にゆっくりと鑑賞しているととても平穏な気分になってくる。楽しさも
もちろん、そういった穏やかな感動的な要素もそうなのだけれども、それだではなくて、アップテンポな楽しい展開へとアレンジされている楽曲もあるので、そのアレンジの味わいの違いによって、単調ではないアルバム展開を楽しめる。やっぱり
このアコースティックアレンジは二つの楽しみがあって、あまり、アコースティックにあわないようにイメージされた原曲が大きく変化している様子の楽しみと、それから、もともと美しい楽曲がさらに美しくなっている様を感じる楽しみ。後者でいうと、Beatiful や Easter Memory of Water などで、やっぱりこれいいんです。ホント、Marillion は常に私の期待以上の作品を提供してくれるので、やっぱりファンはやめられません。
多くの方に観ていただきたい名作です。
関連リンク:
marillion.com | MUSIC - Discography - Live From Cadogan Hall | The Official Marillion WebsitedLINKbRING.Music.Marillion
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