オーディオラックの裏の配線をきれいにする大型電源タップボックス
オーディオラック
さてさて、デジタルオーディオでポータブルオーディオ真っ盛りのこの現代において、もはや積み上げ系オーディオシステムを組むのは、あまりにもレアな存在になりつつあるのだろうけれども、しかし、我が家ではしっかりと積み上げ系オーディオシステムが稼働しているのであります。ちなみに
ちなみに、我が家のラックは、アナログプレイヤーから、Blu-Ray プレイヤー、CD単機能プレイヤー、ステレオアンプとそれを複数使ったマルチチャンネル化用アンプ、そして、デジタルオーディオ用のPCとUSB-DAC が鎮座するという、現代から時代物まで取りそろえたシステムになっております。ケーブル
しかし、こんなシステムを組むと大きな問題が発生してしまうのでありまして、それは、システム背面のケーブルが大パニックに陥るということ。しかも、巷ではオカルトと呼ばれそうな、高級ケーブルを使用しているとその弾力性の無さと極太さによって、さらに混乱に拍車がかかるのであります。
そこで
そこで、このケーブルを少しでもなんとかしてやろうというのが、今回のお話。いろいろと策を練った挙句にたどり着いたのが、ケーブル用のラックをオーディをラックの後ろにつけてしまえという作戦。で、私が選択したのが、アイリスオーヤマのコミックラック。
要件
まず何と言っても、オーディオシステムの背面なので、幅をとるわけにはいかなにので、薄型ラックであること。そして、コストパフォーマンスを考えないといけない。すると、このコミックラックがちょうどよかったのであります。固定棚板
しかし、問題は棚板。この棚板は邪魔ものなので、これをそのまま使うわけにはいかない。一方で、ケーブルをうまく箱の中に収めるために、ケーブル抑えが必要。ということで、この棚板を縦に使うことに決めたのです。ただし、真ん中の板は背板を抑える機能ももっているので、この真ん中の板については、中央でぶった切って、後ろ半分は、背板抑えとして使って、前半分は縦向きに配置。すると、この2枚の板に隙間ができるので、ここにケーブルを通せばケーブル抑えにもなるという算段。ちなみに、切った断面は角張っているので、テープなどできれいにカバーをしておきました。
というのが、下の写真の真ん中の横板の所です。
可動棚板
2枚ついている可動棚板については、開口部側に縦向きにして、これは横からむりくりねじで固定。すると全面開口部に適度な隙間と適度な壁ができるので、隙間からはケーブルを通して、通った後は、この棚板がケーブルを抑えてくれるという形なる。こちらは、上の写真の上下の横板になります。
また、S字フックなどを百円均一などで買ってきて、この縦向きの棚板に引っ掛けておけば、ケーブルかけとしても使えます。
完成
最後は、一番下に電源タップを配置して、ラック上のコンポの高さに合わせて、いろいろなところから、ケーブルをこのラックの中に放り込んでは、タップにつなげるという作業を行えば、完了。最後はこんな感じになるわけです。
さらに
さらに利便性を増そうとすると、足裏にキャスターを付けるなんかすると転がせて便利そうです。あとは、やはり安定のためにも重量がほしくなってくるので、御影石でちょうどいいサイズがあれば、そんなのを電源タップの下に引くといいんじゃないかなんても思います。
さらにさらに
なおさらにさらにしておけば、もっときれいに配線を片付けることができるかもしれません。巷には、小型の電源タップボックスが売られているのですが、こんな感じの超大型電源タップボックスもいずれどこか商品化してくれないですかね?
もっと言えば、音の良くなるケーブルラックなんかも、まぁ商品化できそうだったりして。