あの Moon Safari から新作が登場
Moon Safari
超絶さわやか系プログレという新たなジャンルを切り開いたスウェーデンのバンド Moon Safari。その超絶にさわやかで、美しいコーラスワークとメロディーが、複雑なリズムラインの上にのるすばらしいサウンドを遂に来日公演にて披露もしてくれた彼らですが、そんな彼らから、新たなプレゼントとして、新作が到着しました。そのタイトルは、HIMLABACKEN VOL.1 。Vol.1 ってことは、このあとに、Vol.2がまっているのだろうか？
さらに深く
彼らの名を世に知らしめたアルバムでもある Lover's End は、いわば、かなり直線的にメロディアスなサウンドを投入してきていたのに比べて、この作品は、より深みを感じさせる。サウンドのスタイルも随分と幅を広げていて、コーラスワークの使い方などもとても凝っている。逆に
そんなこともあり、逆に一撃必殺のような印象派少し交代している。なので、なんとなく聴き始めると、それほど強い印象がないようにも感じられもする。随分落ち着いた楽曲だなーって印象が強くて。しかし
しかししかし、その深みというのは、聴き込む毎に味わいに変わっていく。聴けば聴くほどに、凝った楽曲の様々なところにちりばめられた美しいメロディーがより印象的に響き始める。凝った楽曲や構成、そして、幅広いサウンドスタイルであるが故に、そのメロディーがより強く印象に残る。
さらなる
その意味では、彼らはさらに一皮むけて凄いバンドへと成長したといっていいのだろう。一撃必殺だけではなくて、アンサンブルでも十分に聴かせることの出来る彼らであることは、前作でも垣間見えていたけれども、それがさらにこのアルバムで証明されたと言っていい。
再び
というところで、こないだも凄いライブを魅せてくれた彼らをまた、生で体験したいという気持ちがより一層深まってきました。このアルバムをひっさげての再来日を期待します。
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