Mandalaband の復活後第二弾アルバムをようやく聴いた
Mandalaband
Mandalaband は、David Rohl により結成されたプロジェクトバンド。1970年代に活動したバンドだったが、2009年に再始動して、アルバム BC - Ancestors をリリース。このアルバムと対になる作品である AD - Sangreal が当初の予定よりは若干遅れながらもリリースされたので、ようやく聴いてみた。聖杯伝説
このアルバムでは、ローマ帝国期の聖杯伝説をテーマとして展開しているとのこと。ということで、タイトルも、Sangreal ということになっている。私自身は、このあたりのことを全く知らないので、この物語の詳細は不明です。
感動的に
ということで、サウンドだけれども、本当にこの壮大なコーラスも含むオーケストレーションは感動的。一般ロックとは完全に一線を画すサウンドではあり、まさにプログレ領域のサウンドではあるのだけれども、それがファンにはたまらない。一方で、単純なリズムラインをもつアップテンポなボーカルパートもあったりする。なので、シンフォニックのメロディー味付けの方向性は違うものの、The Enid の行っている方向性にイメージは近い。
物語
一方で、物語をもつコンセプトアルバムであり、かつ歴史的なそれであることはサウンドが見事に表現している。オーケストレーションを壮大に使った大河ドラマのオープニングを思わせるようなゆったりとした荘厳なサウンドをつかってみたり、先述のようなアップテンポなサウンドをもってきたりと、こまかく歌詞を読み切れていないのだけれども、サウンドだけでも、物語が展開していく様子が理解できるような作品。独自の
ということで、独自のシンフォニックロックにより歴史を描くこの Mandala Band は、ヒストリカルシンフォニックロックでも呼ぼうかと思うほどに、一つのジャンルと言っていいほど他のサウンドとは一線を画しながらも、しっかりと確立された独自のサウンドスタイル。伝説的な
彼らが70年代に残したアルバムがあまりにも伝説的名盤であるが故に、いまさら彼らの新作を聴くとむしろ失望するかもと思う方もおられるかもしれないが、しかし、結構いいです、このアルバム。私自身も、とりあえず買っておくかぐらいの勢いで買ったのですが、予想を超える良さで、結構聴き込んでいます。特にスローなオーケストレーションはとても感動的でいいです。関連リンク:
Mandalaband - HomeWhat I Have The Music -> Mandalaband : AD - Sangreal
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