Devin 節満開 TRANSCENDENCE
Devin Townsend
さてさて、天才すぎる変人 Devin Townsend。変幻自在のボーカルとギターテクを持ち、さらなに素晴らしい作曲能力によって、どんなサウンドでも作り上げ、そして、演奏し歌いきってしまえるのではないかと思わせるほどに幅の広いタイプのサウンドを生み出す才人。そんな彼の最新作 TRANSCENDENCE を聴いてみた。
満開
冒頭の壮大なオーケストレーションを持ちながらもへヴィネスを感じさせる立ち上がりだけで、Devin 様やってきました感を感じさせる作品。そこからは、まさにDevin 節満開。
特に近年 Ziltoid シリーズなんかで活用している物語性の強い演出が、このアルバムでも感じられる。
そして、その物語の演出の中でアルバムを魅力的にするのが、Devin のそのサウンドの幅広さ。
先述の壮大なオーケストレーションに始まるかと思うと、疾走感のあるアップテンポな曲から、美しいバラッド、そして、インターミディエイトを演出する、インストパート。
美しいコーラス
そして、この作品で随所に見られるのは、そのサウンドに美しいコーラスを重ねてさらに曲の魅力を持ち上げているところ。あくまで、サウンドはヘヴィーなのだけれども、コーラスワーク、ボーカルワークは美しくて、重さと軽快さがパラレルで流れていくサウンドが心地よい。ファン必携
Devin 作品はもともとはずれのない完成度の高い作品ばかりだけれども、またしても、この作品はファンにはたまらない一品に仕上がっています。ファン必携の作品であると同時に多くのメタル系ファンにも聴いていただきたいそれでもあります。
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