邪悪な香りノルウェーの Seven Impale
Seven Impale
Seven Impale は、ノルウェーのバンドで、サックスも含むバンド構成で、シアトリカルで邪悪な雰囲気が、Osanna や VDGG を想起させるバンド。その2ndアルバム Contrapasso を聴いてみた。なお、Bandcamp でもダウンロードで入手することができる。
邪悪さ
一聴してすぐに感じるのはその邪悪なサウンド。ボーカルパートというべきなのか、ナレーションパートと呼ぶべきかなのかというボーカルスタイルをサウンドの軸に持っていて、そのスタイルをヘヴィーな演奏が支えている。キーボードやサックスのうねりがやひねりが強くて、独自の雰囲気を作り上げていく。
印象深さ
同国のバンドでいうと、Motorsycho なんかも系列的には近いサウンドだと思う。その近しさでいうと、近年台頭しているポストロック系なプログレやメロディアスなプログレとはまったくもって逆を行くスタイル。さわやかさやクールさとは全く無縁のサウンドで、妖しくおどろおどろしいそれは、逆に他にはない新鮮さとして、感じられもする。なんというか
どういった人向けにお勧めできそうかというとなかなか難しいけれども、古くからのプログレファンには印象に残るバンドではないかと思う。現代プログレとは一線を画すサウンドスタイルが、むしろ貴重な存在ともいえるヘヴィネスサウンドである。関連リンク:
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