ワールド・トレード・センター を綱渡る マン・オン・ワイヤー



今はなき

あの出来事によって、今は無き ワールド・トレード・センター のツインタワー。かつてのそのツインタワーのてっぺんの間に綱を渡して綱渡りした男がいた。フランス人、フィリップ・プティ
その当時、綱渡りを実現するまでのフィリップ・プティとその仲間たちの活動について、インタビューを中心にまとめたドキュメンタリー作品が、マン・オン・ワイヤーで、新宿は高島屋の上にあるテアトルタイムズスクエアにて。


そっと忍び込む

しかし、これ、何がすごいかって、ある意味では、このフィリップ・プティが妄想的に思い込んだところから始まり、結果的にそれを実現してしまったところ。そのビルの計画が発表された段階で思い立ち、野原に綱を渡したところから始まって、そして、最終的には、仲間たちで忍び込んだ末に実現させてしまったと。


綿密

計画そのものも、綿密にねられていたようで、しかし、いくつかの幸運によって成し遂げることが出来たという側面も強かったというのが、この映画を通して明らかにされているところ。ワールド・トレード・センタービルに忍び込み、資材を準備して、ロープをはり、そして、早朝に綱渡りをはじめる。


見つめる人々

それを、人々がはるか彼方の地上から眺め上げる。ビルの間に渡る細いワイヤーの上を歩く人がいる。警官が近づいてくる。やがて逮捕される。
全てが見事に完了した。


綱渡り

もう一つ思ったことは、綱渡りといえども天才的能力があるものなのだなってこと。この人が綱渡りしている様子が幾度となく出てくるのだけれども、いとも簡単にその上を歩いたり座ったりしていて、何一つ困難なことはないかのように見えること。当初この話を聞いたときに、ただでも不安定な綱渡りをあれほどの上空でやるなんて、よっぽどの勇気だと思ったけれども、むしろ、勇気ではなく完全に才能のなせる技という事なのだと気づかされた。


ドキュメンタリー作品なので

この映画自体はドキュメンタリー作品なので、インタビューが淡々とつなぎ合わされていくというスタイルのものです。なので、ドキュメンタリー映画に慣れていないと思いのほか、つまらなく感じるかもしれません。




twitterLINKとは?



関連リンク:
【映画】マン・オン・ワイヤー|MAN ON WIRE|
関連サーチ:
マン・オン・ワイヤー(AMAZON.co.jp)
マン・オン・ワイヤー(Google)
マン・オン・ワイヤー(Technorati.jp)
マン・オン・ワイヤー(flickr)
Powered BY AmazoRogi

マン・オン・ワイヤー
発売元 : 白揚社
発売日 : 2009-06 (単行本)
売上ランク : 70958 位 (AMAZON.co.jp)
¥ 2,310 在庫あり。
Powered BY AmazoRogi Data as of 2009-06-28
See detail & latest visit AMAZON.co.jp