硬派プログレメタラー Pain of Salvation のライブDVD
ずいぶん経ちましたが
さて、そのリリースからずいぶんと時が過ぎてしまいましたが、スウェーデンのプログレメタルバンド、Pain of Salvation のライブDVD On the Two Deaths of Pain of Salvation の感想でも。入手困難
リリースは、2009年の頭の頃だったと思うのだけれども、特に日本の普通のDVDプレイヤーでみることのできるリージョンコードのものが、結構入手困難な具合であったこともありで、いつの間にか時が過ぎ去っていました。ただ、今や Disk Union で簡単に入手できるはず。
ボーナス
といっても、それなりに前に入手済みではあったのですが、なかなか、ここにアップできなかったのは、煩わしいボーナストラックのせいです。なんせ、クイズに答えきらないとボーナス特典をみることができないという面倒な仕様。確かに、DVDが出た当初は、隠しトラックなどもいろいろとあったりして、こういった煩わしいインタラクティブなものも当初はよくあったのですが、今となっては、むしろ珍しいこの面倒な仕様。で、このクイズを解くことを時々試みながらだったので、時間がかかってしまったと。とはいいつつ、未だにクイズを解ききっておらずというか、だんだん面倒さが頂点にまで達して、もういいやという気分になっている次第。内容
で、内容ですが、DVD2枚組とCD2枚組の計4枚組。DVDは1枚がツアードキュメンタリーで、もう一枚がライブ。でCDのほうは、この2枚目のDVDのライブ音源のCD版。で、豪華なパッキングという思わせぶりなタイトルといい、そして、過去のDaniel Gildenlow の凝りようといいから、なかなか手の込んだ内容なのではと思いきや、特にそういったこともなく、ようはツアードキュメンタリーとライブ音源というよくありがちなパターン。
ベース
ただ、このドキュメンタリーとライブ映像は時期が違っていて、そのため、ベーシストが、ドキュメンタリーでは Kristoffer Gildenlow なのだけれども、ライブの方は、Simon Anderson。ライブ
まぁ、ドキュメンタリーのほうは、Daniel Gildenlow が宮崎駿のアニメDVDとかモンティパイソンのDVDで買って喜んでいる様子など、見所もあるけれども、まぁ、記録というところで、やはりメインはライブ映像。コーラスワーク
このライブが思った以上にすごいことになっている。アルバムでは、Daniel が様々な声色を使いながら、物語をつくりあげていくのだけれども、これがライブでどこまで可能なのだろうかというところが、しかし、見事に再現してしまっているからすごい。とにかく恐ろしいほどに見事なコーラスワークは圧巻。若干 Daniel のボーカルがよれるところがあるけれども、ほぼ完璧。演奏
で、さらにというか、当然と言うかの抜群の演奏力。緩急自在にそして、こまかいところの音まで、しっかりと出し切っている。パフォーマンス
一方で、演奏重視バンドなだけあって、ライブパフォーマンスとしての派手な演出はそれほどない。若干掛け合いとかはあるけれども、やはり、演奏勝負という気迫が伝わってくる。ちなみに
ちなみに、Dream Theater 主催の Progressive Nation 2009 に Pain of Salvation も参加の予定でしたが、レーベルの金銭的バックグランドの会社の破綻により、キャンセル。実に残念。
関連リンク:
dLINKbRING.Music.Pain of Salvationwalk with me
関連サーチ:
Pain of Salvation(AMAZON.co.jp)Pain of Salvation(Google)
Pain of Salvation(Technorati.jp)
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Pain of Salvation(del.icio.us)
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Pain of Salvation(YouTube)
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