フィンランドの民族系アヴァンロックバンド Alamaailman Vasarat
来日
2009年10月に来日公演も決定しているフィンランドの民族音楽系謎のロックバンド Alamaailman Vasarat がとても気になったので、そんな彼らがシンガー・ソングライターの Tuomari Nurmio と作った、3rdアルバム KINAPORIN KALIFAATTI を聴いてみた。Hoyry-Kone
ちなみに、このバンドの一部は、プログレ系には知られていたこれも変態系バンド、Hoyry-Kone の元メンバー。バルカン?
フィンランドのバンドなのだけれども、サウンド的には、少しバルカン・ロックというのか、そのあたりの民族音楽的な印象を強く感じさせるサウンドで、エミール・クストリッツァ監督の映画音楽として使われていても不自然ではないというサウンド。楽器
このアルバムでは、ゲスト2人に、バンドメンバー6人の併せて8人編成なのだけれども、そのメンバーの持つ楽器が、ブラス系、オルガン系に、チェロ、ドラムなどなどというところで、その楽器からも彼らが普通のバンドではないと言うがよくわかると思う。ちなみに、このアルバムでは、先述のゲストミュージシャンが入っていることもあって、ボーカル入りだけれども、英語ではなく、フィンランド語?です。
アヴァンギャルドでハイテンション
で、とにかく、このアルバムに感じられるのは、そのハイテンションさとそして、アヴァンギャルドさで、つまりは、変態系なロック。なので、メタルだとか、ハードロックだとか、そんな観点では語れなくて、一時期あった、ラディカル・トラッドとかそんな印象の強いサウンド。で、エミール・クストリッツァ監督の映画でもそうなのだけれども、この濃いトラッドサウンドは、とにかくなんか、体にまとわりついてきて、一瞬不自然で捉えきれない印象を持たせながらも、一度そこに嵌ってしまうと、どうにも抜け出せない世界。この土着なサウンドは溜まらない。
来日
ということで、ここまでのハイテンションさであれば、ライブが非常に興味深いところで、これは結構楽しめるかもしれない。
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