Rush のベストアルバム Retrospective 3

1989-2008

さて、超ベテランだけど日本ではメジャーではないバンド、Rush のベストアルバム "Retrospective 3"がリリースされたので聴いてみた。
ちなみに、このシリーズで過去2作品出ている。

SHM-CD

で、この作品は日本盤は今はやりの高音質CD SHM-CDが採用されている。ちなみに、同時に再発された過去の2作品、"1"と"2"もSHM-CD。
ということなので、今回は、久しぶりに日本盤を購入することにした。日本盤を買うのはどれくらいぶりだろうと、ライナーノーツが久しぶりで懐かしい気分。
で、このSHM-CDが、これが噂通りの高音質。抜けがいいし、張りがあるので、全体的には非常に元気のいい音になっている。また、分離もいいのでそれぞれの楽器のおとが鮮明に聞こえてくるし、メリハリの効いた軽快な音調になっている。ある意味では、これが逆効果になりそうなタイプの音楽もあるような気もするけれど、確かに音はいい。

内容

内容は、そのたいとるどおりで、1989年から2008年までの作品から選曲された14曲に、DVDとして14曲のプロモビデオもしくはライブ映像がついている。
まぁ、ベストアルバムなので取り立ててああだこうだいうところはないのだけれども、一つ意外だったのは、ライナーにここに取り上げられているアルバムの最高チャートが書いてあるのだけれども、これが意外にもとても高くて、一桁台が結構ある。やっぱり日本とはだいぶ温度差があるってことなのだろうか。日本での印象だと実力はあるけれども、一般にはほとんど知られていないという感じなのだけれども。

DVD

DVDも、プロモDVDか既発ライブなので、これといった注目ポイントはないのだけれども、まぁ、映像つきで音楽を楽しむということもできるので、ある意味では、過去の作品はほとんど持っているというコアなファンにとってはありがたみはないけれども、この作品をきっかけにRush を知ろうというファンにとっては、丁度いい作品だと思う。