2011年に買った音楽作品を自分のブログから振り返る
最後
ということで、だいぶ時間がたって、新年という感覚も完全に消え去った状況ですが、残ってた2011年を振り返るシリーズの音楽編で購入した作品についてをようやくまとめます。100枚超え
昨年は、結局またまた100枚以上のCD、DVDを買ってしまいました。しかも、これは正確に言うと、100セット以上なので、実際の枚数で言うと・・・。この中には、当然新譜は含まれるのですが、そのほかに、中古で入手したものとか、再発ものも含まれているわけです。ベスト
そんな中で、ベストを選ぶのもなかなかこんななのですが、ベストは、やっぱり、Devin Townsend 様でございます。Devin Townsend Project としては、2枚のアルバムが出たのですが、そのうちの、「Gohst」(ブログはこちら)。Devin Twonsend Project は合計4枚のアルバムでそれぞれ異なるサウンド傾向を魅せる Project なのだけれども、この「Ghost」はポスト=プログレッシブなアンビエントな要素の強いアルバム。美しく儚い印象がとても感情に訴える作品でした。次点
次に次点ともいえる作品は、まずは、スウェーデンの Gosta Berlings Saga による 「Glue Works」(ブログはこちら)。Anglagard を思わせる暗鬱でメタリックなサウンドは、その鋭角に冷たく響き渡るギターサウンドが印象的で、不気味な雰囲気に満ちた美しい作品でした。さらに、次点としてはもう人作品。野獣系インテリジェントメタラー Mastodon による作品 「The Hunter」(ブログはこちら)。今回はコンセプトアルバムではないものの、より聴きやすい要素を取り込んで、しかし、彼らの特有の野獣的なテクニカルさがより印象的に表現された作品となっており、聴きやすくも聴き応えのある作品となっていた。
ニューカマー
そして、ニューカマーの中でベストと言えば、Vargton Projekt。実績の高いメンバーで構成されたこのバンドをニューカマーといっていいのかというところはあるけれども、バンドとしては新作という意味でニューカマーです。アルバムは、「ProgXpriMetal」(ブログはこちら)。超絶にテクニカルにメタルとジャズとプログレを融合したサウンドは、さらにメロディーセンスも加えてとてもかっこいいサウンドでした。
再発
これは、ブログには載せていないのでなんですが、再発ものとしては、2011年に忘れてならないのは、Pink Floyd。過去のアルバムを一気にリリースすると共に、様々なキャンペーンを張って、それも印象的なものが多かったです。その中でも、やり過ぎ感満点の「狂気ボックスセット」は、ファンにはたまらないものでした。他にも
これ以外の作品でも、例えば、プログレから少し離れたところで言えば、Battles の 「Gloss Drop」(ブログはこちら)ですとか、Fleet Foxes の 「Helplessness Blues」(ブログはこちら)なども、さらに進化した姿を見せてくれました。また、Paatos も 「Breathing」(ブログはこちら)で、高い幽玄美を魅せてくれたし、超絶系の演奏でいえば、 Kings Of Belgium の 「Tres Fort」(ブログはこちら)もすごかった。