Monitor Audio GS10 がすばらしく鳴っています



慣らしが効いてきました

さて、ボーナスが待ちきれずに、購入してしまったスピーカー、Monitor Audio GS10 ですが、よく考えたら、ボーナスシーズンで年末商戦の今のタイミングのほうが、何かとお得だったのではないかと思う今日この頃ですが、それはさておき、ようやく、我が家の音になじんできたGS10は、当初の堅さを乗り越えて、かなり慣らしの効いたいい音が出てきています。


堅さ

そう、当初は、機械側の慣らしとあと自分自身の耳のほうの慣らしが効いていないこともあって、若干堅く、ちょっと人工的すぎる様な味付けに感じられたGS10。高音は良くなるけれども、ちょっと堅くて、低音にはやはり膨らみすぎを感じる様子。今までが、B&Wだっただけに、モニター的なサウンドとはちがうなと、でも、ちょっと味付けしすぎでは?なんてことまで感じていたのですが・・・。


プラグ

なので、最初は、低音制御のために、バスレフポートをプラグで埋めて見たり(これはこれで、特による静かな音で聴くときには結構いい)、スピーカの角度をいろいろと振ってみたりとしてみたのです。


いつのまにか

そんな苦労が効いてか効かずかはわからないのですが、徐々にいい音が出始めて結構びっくり。
クリーンさ
まずは、音がとてもクリーン。分離がいいというのとは少し違うのかもしれないのだけれども、高音の抜けがいいことが功を奏してか、とにかく、細かい音までしっかりと聞き取れるし、歌詞もよく聞こえる。
暴れる寸前の低音
そして、ぼあつきを感じさせた低音も、TAOCのインシュレータとスピーカースタンドのおかげか、ある程度でうまく落ち着き初めて、いい感じで低音が迫力を作りというレベルになってきて、これもとてもすばらしい。


ライブ音源は格別

とはいいつつも、いいことばかりではなくて、得意な音とそうではないものがあって、物によっては時々、弱さを感じる。というか、作り込みの甘い楽曲が丸わかりになるという印象。
一方で、圧倒的に強いのが、ライブ音源。これは驚き。オーディエンスの歓声や拍手がとてもよくサラウンド感をもって表現されているし、そこで鳴る各楽器の演奏が手に取るようにわかると言いたくなるほどの出来。ドラムの連打じのころころ感とか、アコギの弦の様子、ベースの弦の触れ、そして、ボーカルの息づかい、そして、なにより私の大好きなシンバルの響きが綺麗に余韻を残して響き渡る。いや、音が良すぎてよれたりする演奏もすぐに聞き分けられるし。


静かでもいい

さらにスゴイのは、夜に音を絞って聴いたとき。音を絞ると結構音が曖昧になってしまう場合が多いのだけれども、音を絞っても依然として分離が良くて、むしろ曲によっては、静けさのなかで絞った音として聴く方が感情に訴えてくる場合もある。これはいい。


ちなみに

と、ここまで書きながら、一体どういうタイプの音楽を聴いているのかを書いていなかったけれども、詳しくは、このブログの過去ログを見るのが最もいいのだけれども、端的に言えば、プログレッシブロック。テクニカルな要素の強いひねくれ者ロック。なので、迫力を求める一方で、細かい楽曲クオリティーも重要視している。


お勧めです

個人的には、この音はお勧め。クラシック系やジャズ系のソースに対してどうかとはっきり言えないけれども、少なくとも、ジャズ系のソースにも結構向いていると思う。
いや、かなり満足しすぎていて、昔良く聴いていたCDを引っ張り出してきて、再び味わい直しているところです。


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