ちょっとハードなFlowerkings で、Karmakanic
Flowerkings 一派
FlowerKings 一派に分類してしまったら、Jonas Reingold が不機嫌になってしまうかもしれないけれそも、なんとなく、そんな様子のバンドが、Karmakanic。Flower Kings のベーシスト、Jonas Reingold が中心のバンド。どちらかというっと、Flower Kings のようなユートピア的シンフォニックロックとは一線を画して、テクニカル色の強いジャズベースのシンフォニックロックという印象。ではあったものの
だったのは、2作目で、今回紹介する三作品目、”Who's the Boss in the Factory”は、ちょっと違って、むしろ、Flower Kings にかなり近い音ながらも、ハードエッジという印象で、ジャズ色はかなり薄れている。すばらしい
これが、丁度いいところをついたすばらしい作品に仕上がっている。いつもながらの多彩なゲストを迎えていることもあって、音は比較的幅広ながらも、メロディーは、難解になりすぎずに、適度なノリと高揚を作りあげている。ではある物の、演奏が甘くなりすぎるわけではなくて、当然ハードエッジな彼ららしい演奏は聴かせるので、これが見事なブレンドになっている。特に、最近ではメタル方面でプログレッシブサウンドを奏でるバンドが増えているだけでけに、単純にハードな演奏をするだけでは、個性がなかなか出しにくくなっていて、そこへの回答として、ファンタジックなシンフォニックロック色を混ぜながら、だけれども、彼らのアイデンティティであるベースのしっかりしたハードエッジな演奏をみせるところが見事。
InsideOutサウンド
ちょっと気になるのは、結局、これが今回の発売レーベルである InsideOut サウンドなのかもしれないというところ。最近、InsideOut からでてくるアルバムって、どこか色合いが似通っていてい、それぞれに魅せるところは違うのだけれども、なんとなく似た印象が残る。もう少し、InsideOut のサウンドも幅を持たせておいた方がいいのではないかと思ってみたりもする。
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発売元 : Inside/Out
発売日 : 2008-11-18 (1CD)
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/1人フラキン風になった高品質作