スピーカーを変えることにした 前編
オーディオ
近頃では、めっきり少なくなった人種の一つ、オーディオマニア。私自身は、マニアと言えるほどの事はないのだけれども、そこそこ、オーディオは好き。もともとは、音楽好きに端を発していて、すると、演奏をより楽しみたいという願望からオーディオも好きになったというタイプ。停滞
そんな我が家のオーディオもここしばらくはほとんどいじることはないまま。というのも、いろいろと既に投資済みであることもあって、よりよくするにはそれなりの金額が必要な状態になってしまったが故に。とはいうものの、そろそろ音を変えてみたいという願望もあって、あと、友人にスピーカーをもらってくれるという人が見つかったので、遂にスピーカーを変えることを決断したわけです。条件
現在の部屋を含めた環境からして、ブックシェルフであることが大前提。より選択肢が広がるということもあって、思い切ってフロア型への転換も考えたけれども、一応最後の手段ということで温存。それをもとに、二つで20万ぐらいから60万ぐらいのイメージでそれが気に入れば、値段は幅広く考えることにしてみた。
それから、音傾向は、ロック系ソースが中心なので、華やかさとか厚さを重視。あまり綺麗すぎる音は必要としない。かつ、もともとのものが B&W のCDM1NT なので、これに近いモニター系の音からは変化させたいところ。
探索
ブックシェルフは手軽な物は増えているのだけれども、価格的にも性能的にも手頃感のものがおおくて、なかなか選択の対象に入ってきそうな物は少ない。ELACとJBL
ELAC にはかなり興味があったのだけれども、これも丁度いいレベルの性能のものに出会えず、断念。JBL の新シリーズ TSシリーズ TS600も興味はあったのだけれども、こちらは、ちょっと音が綺麗すぎる感じでいまいちインパクトが残らず。Monitor Audio との出会い
そんなときに、出会ったのが、Monitor Audio 。Platinum シリーズ が最初に出会った物で、これがとある店で Sigur Ros をならしていた。これがとてつもなく綺麗で、奥深くて、一気に虜になってしまったわけです。で、いろいろとこのブランドを探ってみると、このPlatinum シリーズとその下位にあたる Gold Signature シリーズが、結構いいところをついている事を発見。
視聴
そんなことで、Monitor Audio にしようということはほぼ決定。Platinum か Gold Signature かは、視聴して決めようとみせに向かったわけです。視聴ディスクが何がいいかを考えながら、本当は、Coheed and Cambria とか持って行きたかったけれども、お店での他のお客に対するインパクトがでかいかなとおもって、Deus ex Machina にしておく。これなら演奏もボーカルもチェックできるというのもあるので。
PLとGSとB&W
視聴したのは、上記の Monitor Audio のPL100とGS10 それに、現状との比較ということもあって、B&Wの805Sの3台。感想
3台ともそれぞれに違う音を出しているのだけれども、GS10は中域から低域の膨らみ具合が他とは明らかに違う。これがだぶついていると取るか、迫力があると取るかは微妙なところ。B&W はやっぱり、B&Wという感じ、PL100は、やっぱり別格で、全体的に余裕があって深い、そのままずっと聴いていたくなる感じ、ただ、ちょっと綺麗すぎ。私自身のこだわりの一つのシンバル群の響き方は、どれも、問題なし。決断
そんなところで、あとは決断なのだけれども、PL100 に惹かれる気持ちもありながら、鳴らすのが結構難しいというのとロック系ソースならGSのほうがむしろいいとう店員さんの言葉と、あの中域から低域の膨らみ具合は、今のスピーカーにない特徴だし、これをうまく鳴らすことが出来たらまた別の世界を構築出来そうな気がすると、そんなことで、GS10 に決断する。ちなみに、PL100は世間的にもかなり評判高くて人気商品らしい。
我が家に
うまいこと、メーカー在庫があったおかげですぐに我が家にやってくることになる。メーカー在庫が無いと、船便まちという事になるらしく、そうなると・・・。ということで、本日ようやく到着して鳴らし始めたわけです。我が家での印象は、若干エージングした後にまた後編のほうで書きます。
関連リンク:
http://www.hifijapan.co.jp/gold%20signature.htm関連サーチ:
Monitor Audio GS10(AMAZON.co.jp)Monitor Audio GS10(Google)
Monitor Audio GS10(Technorati.jp)
Monitor Audio GS10(flickr)
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