いまひとつ素性の不明な Birds and Buildings がそれでもすばらしい



不明

いまいち、全貌がよくわからないインディーズなプログレバンド、Birds and Buildings の恐らくデビューアルバム、Bantam to Behemoth がなんともいえないほどにすばらしい。


キーボード主体

前半戦は、キーボード主体で、EL&Pあたりを想起させるような若干、懐かしさも感じさせるようなシンフォニックロックな展開を見せつける、キーボードを主体としたバンド。最近は、キーボード主体バンドが少なくなっている印象があるので、貴重な存在。


アルバム

で、前半は、なかなかいいという印象を感じさせはする物の、まぁ、特別に他には無いというレベルには達してはいないかなという印象なのだけれども、中盤から後半にかけての展開がどうにもすばらしい。
シンフォニックロックから、ジャズロックへと転換していく感じで、どんどんと曲の複雑さとインストのからみが深まっていって、激しく絡みつきある展開は、気分を高揚させるほど。しかも、その展開がかなり読めない感じで、ただ単に疾走するだけではなくて、ゆったりとした展開も持たせるところがすばらしい。その他にも、女性ボーカルによる楽曲があったりと多彩。


影響

で、実際彼らのMyspace にある各メンバーの影響を受けた音楽をみればなんとなく、このアルバムがこのようにできあがったというのがよくわかる。
それぞれの楽曲で、それぞれに異なる影響が表現されているのだなと。
いや、これからの展開が楽しみ。


ジャケット

しかし、このジャケットは、インディーズ感丸出しで、それはそれで、なんだかいい。


関連リンク:
MySpace.com - Birds and Buildings - SILVER SPRING, US - Progressive / Jazz / Metal - www.myspace.com/birdsandbuildings
関連サーチ:
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