陽気な多国籍感 Minimum Vital の Air Caravan’
Minimum Vital
フランスのバンド Minimum Vital。なんだかんだ言ってかなりのベテランになるバンドで、世代的にはポンプロックな世代と同時代からやっている。
エレクトリカな感じを持ちながら、シンフォニックでもあり多国籍感もありという不思議なテイストのバンド。
あんまり、他にはないかなって感じで、ankh ってバンドが、なんか似たテイストに思うが、ankh 自体が超マイナーで知られていない。
そんな彼らの新作 Air Caravan’ がリリースされたので聴いてみた。
安定の
サウンドは安定のテイスト。エレクトロ感のするミニマルなサウンドで、兎に角スッキリとした感覚。
そのベースの素材に、ギターソロを走らせたり、ちょっと中東感のあるサウンドを入れたりして、独特さを見せる。
エレクトロ感が先行してしまうのだけれども、結構バンドとしてのアンサンブルを聴かせるパートもあって、
ギターやキーボードのソロに加えて、高鳴るベースも結構聞き所。
いいね
なかなかいい作品です。肩をはらずにゆっくりと聞ける音なので、
この少し暖かくなった季節に合わせて、日向でゆっくりと聴きたい、そんなサウンドです。
Minimum Vital - Air Caravan. 2019. Progressive Rock. Full Album