アメリカの新星 District 97 の新作も充実な変幻自在さ
District 97
ちょっと変わったバンド名の District 97 は女性ボーカル擁するアメリカの現代プログレバンド。女性ボーカルを生かしたポップなチューンとバカテク系とは少し異なる独自の複雑な楽曲を特徴とするバンド。その3枚目のアルバム In Vaults がリリースされたので聴いてみた。
進化して
まずは、着々と進化しているというのか、彼らのスタイルがより熟成されてきているという印象。女性ボーカルが時に力強くときにか細く繊細に表現し、サウンドのほうも、メタルリフチックであったりエレクトロ系な印象であったり、ポップなメロディーであったりとさまざまな顔色を出しながらも、独特な引っ掛かりのある展開をはさみながら、サウンドを展開していく。アンサンブルも
その引っ掛かりある独特な展開の彼ら独自のアンサンブルが、しかし、しっかりと疾走感にもつながっていったりして、あまり強くなかったバンド演奏の要素をこのアルバムではより感じさせてくれる。この独特の変な引っ掛かり感を好きと思うか、ただヘンテコと思うかで彼らに対する評価も変わってくると思う。全編濃いく
そんな感じで、女性ボーカルのさわやかさが上に載っているものの、比較的全編濃い感じでサウンドは展開されていく。5分前後の曲にコンパクトにその濃さを押し込んでいる曲が多いが、最後には10分越えの力作も用意している。変幻自在を
というところで、結構変幻自在な展開をこれら独自のアンサンブルとともに見事にまとめあげたいい作品だと思います。現代の独特なプログレバンドを探している人は、ぜひともこのバンドも聴いてみるといいかと思います。関連リンク:
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