Band がついてより Band らしくなった Lost World Band
Lost World Band
Lost World Band はロシアのバンドで、もともとは、Band なしの Lost World として活動していたけれども、前作くらいから Lost World Band として活動しているバンド。ギターとバイオリンを駆使する Andy Disorenko を中心に、フルート奏者 Vassili Soloviev に加えてドラムにパーカッションが入る4人構成のバンド。まとまりのある
デビュー当初は、ザクザク刻むギターと着れまくるバイオリンによって、破天荒な勢いあるサウンドが圧倒的だったけれども、特にこの作品では、アルバムとしてのまとまり、曲としてのまとまりなど、まとまりを感じるサウンドへと成長をしている。ある意味、デビュー当時の衝撃的な要素は薄れたのだけれども、音楽としてのレベルは上がっている。
クラシカルに
基本は、クラシカルなサウンド。シンフォニックロックというほどの構築美ではなくて、チェンバーロックよりで壮大さというよりはスピードと響きを重視したサウンド。また、この作品では一部、ボーカル入りの曲が入ったり、スローテンポな曲も入ったりもして、より、落ち着きのあるサウンドとなっている。これはこれで
やはり、デビュー当時の衝撃的なサウンドがこのバンドの根底のイメージにあるので、まとまりがよすぎるこの作品はある意味拍子抜けするところもあるけれども、しかし、じっくり聴けば聴くほどにその良さがしみだしてくるほどのアルバムとしての出来はすばらしくて、これはこれでいいねと思える作品に仕上がっています。東欧のクラシカルロックが好きな人はぜひとも聴くべき作品かと思います。
関連リンク:
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