そしてロシアから、Inner Drive
Inner Drive
ロシアというと、シンフォニック系のプログレバンドが最近も多く登場しているけれども、新たに、Inner Drive というバンドが登場。OASIS という新作をリリースしたので、早速聴いてみた。ちなみに、このバンドの作品も Bandcamp でダウンロード販売を行っているので、そちらから入手してみた。
シンフォニック
やはり、このバンドもシンフォニック色の強いロシアっぽいバンド。ただ、ロシアのバンドというと、どこかこってり感のあるバンドが多いけれども、このバンドは、こってり感はそれほど無く、スマートな印象のするシンフォニックサウンド。美しさ
むしろ、美しさに満ちている印象が強くて、テクニックや音数でぐいぐいと押してくるという感じはそれほどなく、リリカルとも言えそうな管楽系のサウンドとピアノを絡めた落ち着きのある美しさを描くなど、テンション上がるサウンドというよりは落ち着いて聞き込めるというタイプ。しかも、美しさにとどまらずにやはりアンサンブルでの緊張感はしっかりと聴き応えがあるので、単に薄味というわけではない。
トリオから
基本は、キーボードトリオとして始まったらしいけれども、このアルバムでも、フルートやバイオリン、ギターの音が非常に効果的に使われていて印象深いというところもあり、トリオサウンドという印象に収まるものではない拡張されたオーケストレーションを感じることの出来るサウンド。新たなテイスト
というところで、ロシア系のバンドとしてはまた一つ異なる新たなテイストのバンドが登場してきた感じ。こってり感の Little Tragedies や 爆速サウンドの Lost World とはまた違うリリカルさが売りの Inner Drive という位置づけ。
シンフォニックロックファンにはお勧めできる一枚です。
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