Gösta Berlings Saga の新作は少しモダンに
Gösta Berlings Saga
スゥエーデンのバンドで、Krimson 的なサウンドを軸とするインストバンド Gösta Berlings Saga。前作がかなり衝撃的な作品でしたが、久しぶりな新作 SERSOPHANE がリリースされたので聴いてみた。モダンに
まず感じるのは、サウンドの要素がモダンになり、マスロック的な構成を感じさせるものに変わっているというところ。暗鬱としたどちらかというと、モダンさとは対極にあるようなサウンドを展開していたところ、意外な融合というところで、モダンな要素を足し合わせてきたところは、意表を突かれるそれ。退廃的なテイスト
しかし、退廃的なテイストには変わりはないので、ある意味、見事な融合というべきところ、King Crimson の Discipline とはまた異なる手法でのモダンとの融合といえる。テクニカル
さらに、そんなテイストのサウンドを圧倒的にテクニカルな演奏で包み込んでいるので、随所にみられるドラミングなんかは、雰囲気たっぷりのギターサウンドの陰で、疾走感がやはりかっこいい。傑作
というところで、見事に新しいテイストを提示しつつも破たんしないサウンドは見事で、傑作といわないではいられない。待ちに待った新作がまさに、待ちに待ったかいがあったという素晴らしい作品です。
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発売元 : Icosahedron Music
発売日 : 2016-12-16 (MP3 ダウンロード)
売上ランク : 23986 位 (AMAZON.co.jp)
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