ロシアの LOST WORLD BAND はライブもスゴイ



Lost World Band

さて、本日紹介するのは、その筋ではバイオリンやフルートを取り入れた鋭角さと柔らかさを併せ持つバカテクバンドとして知られる Lost World Band のライブ作品で、In Concert。リリースは、2011年だけれども、ライブ自体は、2009年のものが収録されている。





4人で

4人での演奏で、ボーカル・フルートなど担当、ギター・バイオリンなど担当、キーボード担当、ドラム担当。なので、ベーシストがいない構成。
フルートとバイオリン奏者がいることで、幅広い音を持つ。ギターやバイオリンが走るパートは比較的鋭角に切り刻むようなサウンドで、フルートやボーカルが前に出るパートは叙情的にというサウンド展開。
このあたりは、既出のアルバムの通り。ただ、やはり4人でやっているというところもあってか、構築性というよりは荒々しさが際立つ演奏。


圧倒的なバイオリン

しかし、このバンドかっこいいですね。ちょっとドラムがどたどたしている気もするけれども、やはり、圧倒するのが、バイオリンの鋭角なサウンド。バイオリンの音だけで全体の空気が一変すると言ってもいい。


叙情味も交えて

一方で、ちょっとアコースティックなたぶんロシア語によるボーカル曲はかなり叙情味満点。別のバンドかと思うほど。で、こういった曲ではフルートの音がよく効いていて、叙情味を深めている。


なかなか

このことなる味わいが共存しているところが、このライブアルバムの面白いところだと思う。なんか、ジャケットもまったく凝っていないし、Youtube にある映像もビジュアルが貧粗だけれども、しかし、演奏は逸品です。バイオリンサウンドが好きで、陽気なテクニカルな演奏が好きでな人にとっては、溜まらない作品だと思います。


関連リンク:
Home - Lost World Band Official Website
関連サーチ:
Lost World Band(AMAZON.co.jp)
Lost World Band(Google)
Lost World Band(Technorati.com)
Lost World Band(flickr)
Lost World Band(del.icio.us)
Lost World Band(Last.fm)
Lost World Band(YouTube)
Powered BY AmazoRogi