My Brother The Wind の2014年作もまた味深く



My Brother The Wind

スウェーデンプログレスーパーグループ My Brother The Wind は、深い味わいのある、Pink Floyd 系なサウンドスケープを奏でるバンド。このバンドの新作、Once There Was A Time When Time And Space Were One がリリースされたので聞いてみた。


トータル

曲のタイトルを見ると、プロローグで始まり、エピローグで終わっているので、全体は一つのストーリーを持った展開となっているのだろう。インストなので、明確につかむのは難しいが、全体は、サイケデリックで、セピア色な風景を感じるさせるようなサウンドが貫かれている。
このあたりは、前作同様というか、前作からさらに進化しているという印象。


幽玄でノイジー

幽玄な雰囲気が全体を覆いつつ、反復するダルなリズムでゆらゆらとする感覚を生み出しつつ、時々展開を加速したりと変則させて、そこにノイジーな音を加味させると、さらに荒廃感が増したサウンドへと変わっていく。


レアな

ポストロックにあるような環境サウンドとは似て非なる、サイケデリックで無機的ではなく有機的なサウンドは、ある意味現代ではレアになっているサウンドスタイルだと思う。


おすすめ

というところで、初期から中期の Pink Floyd ファンなんかには、是非とも聴いていただきた、サウンドプログレファンにはおすすめできる作品です。


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Once There Was a Time When Time & Space Were One
発売元 : Free Electric Sound
発売日 : 2014-10-14 (1CD)
売上ランク : 124614 位 (AMAZON.co.jp)
¥ 2,084 在庫あり。
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