My Brother The Wind の2014年作もまた味深く
My Brother The Wind
スウェーデンのプログレスーパーグループ My Brother The Wind は、深い味わいのある、Pink Floyd 系なサウンドスケープを奏でるバンド。このバンドの新作、Once There Was A Time When Time And Space Were One がリリースされたので聞いてみた。トータル
曲のタイトルを見ると、プロローグで始まり、エピローグで終わっているので、全体は一つのストーリーを持った展開となっているのだろう。インストなので、明確につかむのは難しいが、全体は、サイケデリックで、セピア色な風景を感じるさせるようなサウンドが貫かれている。このあたりは、前作同様というか、前作からさらに進化しているという印象。
幽玄でノイジー
幽玄な雰囲気が全体を覆いつつ、反復するダルなリズムでゆらゆらとする感覚を生み出しつつ、時々展開を加速したりと変則させて、そこにノイジーな音を加味させると、さらに荒廃感が増したサウンドへと変わっていく。レアな
ポストロックにあるような環境サウンドとは似て非なる、サイケデリックで無機的ではなく有機的なサウンドは、ある意味現代ではレアになっているサウンドスタイルだと思う。おすすめ
というところで、初期から中期の Pink Floyd ファンなんかには、是非とも聴いていただきた、サウンド。プログレファンにはおすすめできる作品です。関連リンク:
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