Sigur Ros の新作は激しくてそしてたおやかに
Sigur Ros
先日来日公演も果たしたアイスランドの誇るポストロックバンド Sigur Ros。その2013年新作 Kveikur がリリースされたので、聴いてみた。ノイジー
Sigur Ros には、対極的なサウンドイメージがあって、一つは、天上界にも登るような美しいサウンドと、もう一つはボウイングなどによって作り出されるノイジーで激しい世界。このアルバムは、この後者のイメージから入っていく。
この激しいサウンドの様子が、印象的で、さらに、美しき世界へはなかなか接続されないままに続いていくので、さらに、強く衝撃として感じ取られてくる。
そして
そんなメタリックでノイジーな世界がしばらく続くと、忽然と終盤に美しき世界が戻ってくる。この長い曲折の中、最後にたどり着いたという印象が、これがまた、その美しき世界をより強い印象に変える。前作、前々作にあった、常に高揚感と幸福感に包まれていくようなアルバム作りとは違い、印象を強く焼き付けるようなそんなアルバム。
また、新たな世界が開いたと、そんな印象のする作品です。
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