Sigur Ros の新作もまた感情に響いてきます
Sigur Ros
アイスランドのポストロックバンド Sigur Ros。このところ、フロントマンの Jonsi のソロ活動が目立っていたので、バンドとしてはあまり活動をしていない状態なのかと思いきや、2012年新作「Valtari」がリリースされました。ということで、早速聴いてみました。美しく
今までの路線から大きく逸脱することはなく、彼らの彼ららしい美しい世界が構築された新作。どちらかというと、柔らかい音のほうが多用されていて、ノイズと混沌が広がっていくようなタイプの展開はあまり使っていない。歓喜
どこか、素朴な寂しげな雰囲気とともに、歓喜が広がっていく様子が感じられるようなサウンドがさらに深みを増している印象で、草原や森、山など自然の風景が浮かんでくるようなそんな感じ。歩み出す
さびしさや儚さと行ったものではなく、なんと言っていいのかわからないのだけれども、今にも壊れそうな、だけれども、どこまでも続いていく生命力も同時に感じるようなそんな印象を強く感じる。生まれたばかりのものが、そして、力強く歩み出していくようなそんなイメージだろうか。刺激的ではなく
そう、だから、強い刺激があるアルバムでは当然無い。むしろ、最初は地味にも感じる。どこか、ぱっと焦点を当てるところがみつからないような感じで、アルバム全体がぼんやりとしているようにも感じる、まるで、そのジャケットの印象そのもののように。だけれども、それが、心地いい。この力の抜きながらも、最小限の緊張を保っているようなこの感じは、Sigur Ros にしか作れない世界だと思う。
じっくりと
ということで、じっくりと楽しんで欲しいアルバムです。ちなみに、サマソニで来日するみたいですね。出来れば、単独ライブもして欲しいんですけれども。。。
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