Sigur Ros の来日公演を武道館で見た



Sigur Ros

アイスランドの至宝で、ポストロックの代表格でもあるバンド Sigur Ros。近年は、中心人物 jonsi のソロ活動も一時期あったこともあり、かつ、メンバー脱退もあったりということがあったのだが、それも乗り越え、近々新たなアルバムをリリースする予定であるという充実の活動ぶり。
そんな、アルバムのリリースを控える中、来日公演があったので、行ってみた。武道館。


横から

さてさて、武道館。平日なんで、ダッシュを重ねること、なんとか開演に間に合う。残念なのは、席が、かなり横で、見えにくいし、音が微妙かもだし。
そして、メンバー登場。最初の数曲は幕が掛けられた状態のまま、その中でメンバーが演奏するという演出。光の影に映し出される演奏状態なのだけれども、これがまた横からだといまいちよくわからない。


幕が落ちて

しばらくして幕が落ちる。あらわになったステージで確認できるのは、今回の演奏メンバー。3人のメンバーに加えて、キーボード等々を演奏する2人のプレイヤーに加えて、さらに、ブラスとストリングスが3人ずつくらいいる感じで Sigur Ros 的ビッグバンドという感じのスタイル。


Vitari

選曲は Vitari を中心としたそれだと思う。
Jonsi の演奏は、ボウイングがメインで、ホワイトノイズに近い音響が響き渡る中でのサウンドが強め。彼らの魅力であるところの、Jonsi のボーカルを中心とした透明感のある高音と時に土着的な要素も感じるリズム、これを骨格として、さらにそこに、不協和音とノイズ、それらを絡めた世界が、そういったバックメンバーの力もあり見事に表現されていく。


ライティング

ライティングの方も、凝っていてステージに並べられた灯籠のようにも感じるライトによる演出と、そして、サウンドそのものが激しく凶暴化したときには、激しいフラッシュでそのサウンドの印象をさらに強めたりもする。
ライティングによっても、Sigur Ros の持つ、穏やかな世界と凶暴な世界が見事に演出されていた。


あっという間の

ちょいと近頃疲れ気味なこともあって、彼らのその音響を、聴き入ると言うよりも、ボーッとその世界に浸るというような感じで鑑賞していた。そんなこともあって、あれ、もう終わっちゃうのってそんな感じでした。演奏自体は、アンコールも含めて 1時間半くらかな。


なかなか
ちゅうことで、とっても楽しめたライブでございました。
ただ、やっぱり、もっと正面な位置で見たかったな−。チケット運が悪かった。


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