奇跡の来日公演Tai Phong はクラブチッタ
Tai Phong
Tai Phong はかつて、非常に美しいメロディーとともに、話題をさらった、フランスのプログレバンド。3枚のアルバムを残すのみであったのだが、2000年になって、復活しアルバムをリリース。アルバムリリースのみに終わるかと思いきや、この2014年になって、ついに来日公演を行うということになった。ということで、10月11日のライブへとクラブチッタまでいってきました。女性ボーカル
今は、Khanh Mai のバンドという形で、そのほかに若いメンバーや、彼の息子 Davy などが参加。さらに、ボーカルとして Aina という女性ボーカルを起用している。儚さと力強さ
儚いというほどの美しいメロディーをどのようにライブで演奏するのかというところが、一つの聴きどころだったかと思うのだけれども、先述のように女性ボーカルが入っていて、女性ボーカルが歌うところは、むしろ力強さを感じさせるそれで、演奏事態もタイト。一方で、数少ない Khanh がメインで歌うパートは儚いイメージをキープ。というよりは、Khanh の天才的な間合いのリズム感がどうも周りと会いきらずに、演奏が乱れているようにも感じるところがあり、儚さは残念ながらあまり味わえなかった。たっぷり
タイトな演奏をこなすメンバーが入っているということもあってか、演奏は2時間にわたるたっぷりさで、最近の作品と昔の作品とが半々ぐらいのブレンドっぷり。ただ、古い曲であれ新しい曲であれ、とってつけた感はなくて、結構ライブ演奏をやっていて、なじんでいるのだろうなと思わせるところもある。映像
ただ、なんか残念だったのは映像。はっきりいってなくてよかったんじゃないのってくらい、あんまり曲をひきたててなかったというか、かえって気になって曲に集中できないかんじ。なんで金妍児って映像まで出てくるし。まぁまぁ
ということで、もうちょい、儚さを味わえる演奏が聴けたらもっとよかったのになってところでしたが、現役感を感じることのできる完成度の高い演奏は楽しめました。関連リンク:
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