It Bites 来日公演は渋谷クラブクアトロにて
再び
英国の第二世代プログレバンド It Bites。Francis Dunnery に代わり、フロントマンに John Mitchell を迎えて再結成後は、活発な活動を行っている。その It Bites が、新作である Map of the Past をフォローするライブの一環で来日公演を行ったので、行ってきました。場所は、渋谷クラブクアトロで2012年10月3日。
いい音
渋谷クラブクアトロでのライブは、私は初体験だったのですが、こじんまりまとまったいい箱ですね。結構細かい音まで聞こえる分解のもあるし、声質も個性が感じ取れるレベルで良く聞こえた。なかなかいい音で心地よい。ライブ
ライブですが、新作 Map of the Past を軸に、旧作も交えてという展開。途中、「プログレッシブロックらしい長い曲をやるよ」なんてことも話しながら、終始和やかな感じ。彼らの美しいメロディーとコーラスワークをからめた楽曲の持つ穏やかさとその雰囲気が相まって、とても心地よい雰囲気のライブが進行。アンサンブル
再結成後の初来日の時から比べると、バンドのアンサンブルがさらに良くなっている印象。各楽器が主張しあうようなアンサンブルを間にかましながら、進行していく曲は、ノリも非常に良くて、楽しいの一言に尽きる感じ。二面性
なによりも、このバンドの魅力は、口ずさめるぐらいの美しく心地よいメロディーのパートがあるかと思うと、そのような穏やかな雰囲気一辺倒ではなくて、変則的な拍子や構成を持たせた変化球を間に挟み込んできて、この心地よさと一筋縄ではいかない要素の二面性が見事に同居しているところそれが、ライブでも見事に表現出来ていて、メロディーはポップでコーラスワークも絡めたのりのよいパートは楽しすぎるし、そこから一転してさんさんブルを繰り広げると時にリズムを掴みきれない感じがこれまた面白かった。
いいライブ
ということで、本当に It Bites のライブは楽しすぎる。今回も、アンコール後も鳴り止まぬ拍手で、再アンコールを期待させる感じだったけど、やっぱり今回も無情に終焉のアナウンスが流れてしまいました。まぁしかし、拍手の鳴り止まない余韻を楽しく感じることの出来る非常に楽しいライブでした。
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