Pain of Salvation EP Lenoleum は序章!?



PoS

スウェーデンプログレメタルの代表格といっていいバンド、Pain of Salvation は、ダークなテーマを表現力豊かな作品に仕上げることを得意とするバンドで、中心人物である Daniel Gildenlow のその豊かな才能をひしひしと感じることの出来るバンド。


Lenolium

そんな、PoS の新作が突然に昨年の11月にリリースされて、とはいうものの、昨年の11月が様々なバンドの新作リリースラッシュで、そんな中に埋もれてしまっていて、すっかり、レビューを書き忘れていました。
まぁ、書き忘れていたのは別にも理由があって、この作品の素性がいまいち不明であるということもあってです。


EP

彼らのOfficial Site が現在改装中であることもあって、よくわからないことが多いのですが、この作品は、来る作品にむけての先行EPという扱いのはずで(そんなことがどこかに書いてあった気がしているだけで、実は正確には確認出来てはいないのですが・・・)、実際4曲にボーナストラックというか、ボーナストークが収められていて、あとは、Yellow Raven が入っているという具合。
そんな微妙な扱いの作品であるが故に、ちょっと放置してしまってましたと、で、改めてじっくり聴き始めた次第。


原初へ

ここ最近の PoS はその鋭角さを増していて、それに加えて、キラーな楽曲も含ませたりするなど、じわじわと染みこむ良さというよりも、すぱっと虜にするようなそんなサウンドスタイルに変貌している。で、それはそれでプログレメタルとしてはかっこいいとは思っていたのですが、この作品では、そのサウンドががらりと様子を変えているというのがまずはの印象。
それは、彼らの初期のサウンドに近いというのか、プログレ度が高いというのか、ロック寄りでメタル要素が後退しているというのか、そんなサウンド。ここ最近のサウンドスタイルがすっかり彼らのサウンドとして染みこんでいた私としては、ちょっと驚きなほどなサウンド


鈍角

なので、サウンドは全体的にスローになっていて、そして、粘っこい。ちょっと70年代のサウンドも思い起こさせるようなそんな感じもする。じっくり攻め込んでくる感じで、やはり、鋭角ではなくて鈍角なサウンド。テーマは、また、意味深っぽくて、ちゃんと歌詞を読み切ってはいないですが、物語っぽくなっていて、さらに、表現力豊かすぎてぱっとだけでは理解しきれない深い世界。このあたりは、しかし彼ららしくて、ファンとしては満足できるそれ。で、その深そうな世界には、この鈍角でじっくりとしたサウンドがぴったり来るといえばそう。
まぁ、全体が短くて、かつ、わかりやすいキラーサウンドがあるわけではないので、なかなか表現が難しいところなのだけれども・・・。


ビデオ

ちなみに、映像が以下で、Daniel Gildenlow のイメージも髪型のせいかだいぶ違う感じもする。



ウォッチ

まぁ、とりあえず、はっきりとは掴み切れない彼らの活動ですので、なんとなくウォッチし続けるしかないかなという感じです。






関連リンク:
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Linoleum Ep
発売元 : Century Media/EMI
発売日 : 2009-11-16 (1CD)
売上ランク : 96849 位 (AMAZON.co.jp)
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