2009年の映画印象を自分のブログから振り返る



映画

というところで、2009年を振り返るで本日は、映画。


ノンフィクション、ドキュメンタリー

昨年見た映画をいろいろと振り返ってみると、ドキュメンタリーであるとか、過去に起きた事件を題材にしたノンフィクション映画だとか、事実に基づいた映画を見る機会が多かった。これが単に私の個人的な状況だったのか、昨年公開された映画がそういうものが多かったのからなのかは不明。
そんな中、ノンフィクション、ドキュメンタリー系の映画でもっとも印象に残ったのはは、ガス・ヴァンサント監督のMILK(記事:ガス・ヴァン・サント監督のMILK - Rogi073.Diary)。
オバマが大統領になったりという話題が昨年はあったけれども、この映画で扱っているのは、ゲイのひとの政治活動で差別との戦いの中での権利の獲得とその狭間で交錯する個人的な愛や憎しみや。ショーン・ペンの演技もすばらしかった。
ちなみに、時点はバーダーマインホフ。


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とても勇気ある人なんだと思いました
歴史を知るということ。
GAY当事者として大切な映画
ゲイのゲイによるゲイのための映画
希望=ミルク
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フィクション

で、次に、フィクションな映画のなかですばらしかったのは、マルコヴィッチの穴などの脚本で知られる、チャーリー・カウフマンが初監督した作品、脳内ニューヨーク(記事:「脳内ニューヨーク」は、スタンディングオベイションしたくなるほど傑作です - Rogi073.Diary)。
なんと表現すればいいのか難しいのだけれども、人の自意識の過剰さを笑いと過剰さで描きながら、その良さと悪さとの中から幸せとは何かを問うようなそんな作品ですばらしかった。


ベスト

という上記の2作はもとより、ほかにもすばらしい映画はあったのだけれども、なんといっても昨年見た映画で圧倒的にすばらしかったのは、This is England (記事:信じる物を求めて This is England はすばらしい映画でした - Rogi073.Diary)。
イギリスの不況期の時代背景の中で生きる希望を見失い、結果として国粋主義的な活動に身を投じてしまうある男。悲しみを抱えてももがきながら生きる姿を暖かく描いたすばらしい作品だった。ちなみに、The Smiths が原曲を作った Please, Please, Please, Let Me Get What I Want も印象的に使われていた。


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字幕で観るイギリス映画
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というところで

というところで、いろいろといい映画もあったのだけれども、全体的にあたりはずれの差が大きかったかなという印象。ただ、上記の3作は抜群によかった。今年はどんな映画に出会えるのか、楽しみ。




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