昨日は ANEKDOTEN でした



ライブ

スウェーデンのバンド、ANEKDOTEN の来日公演に、初台 The Doorsにいってきた、昨日、2007年1月13日の出来事。


メロトロン

ANEKDOTEN と言えば、メロトロンサウンドを中心とした、幽玄で、若干サイケ感のある、プログレッシブロックを展開するバンドで、テクニカル系ではなくて、雰囲気を重視するバンド。
で、その最大の特徴である、メロトロンなのだけれども、ライブでも、本物のメロトロンを使った演奏を展開。これがすばらしい。


その雰囲気

先述の通りに、やはり、このバンドの特徴は、早さではなく、むしろ遅さというのか、雰囲気を重視したサウンドを展開しているところで、この雰囲気がとても良くて、そのサウンド世界に浸ることが出来る。特に、メロトロンと、ギターのサウンドが、どこか、雅楽の不協和音的でもあって、これが作り上げる音世界がいい。


ボーカル

また、ボーカルは、ドラム以外の3人ともが取って、曲によって、分担する。
ギターの、Nicklas Barker の声は、やはり雰囲気をもった、個性的な声で、何ともいえない魅力があって、引き込まれる。ベースのJan Erik Liljeström のボーカルは、ハイトーンが良く伸びて、歌としては、Nicklas よりもうまい気がする。で、この二人が同時に歌う パートは、声質の微妙なちがいが言い味わいになっていた。また、Anna Sofi Dahlberg は時々ハモる程度だけれども、絶妙な味付け。


切迫した

そういったボーカルのスタイルもそうなのだけれども、全体の適切な遅さと、そして、不協和音の幽玄サウンドがむしろ、心からの叫びを感じさせて、鬼気迫る物がある。演奏自体も、とても、ライブ慣れしているという感じで、まとまりがよかった。


ありそうだけれども

本当に、ANEKDOTEN の立ち位置は面白い。微妙な疾走感を持ちながらも、そして、それなりにテクニカルで、拍子にひねりを効かせたりするのだけれども、そういった、テクニカルな側面ではなくて、作り出す世界感で勝負しているあたりがうまい。センスが無いと成り立たない立ち位置だと思う。
いや、いいライブ、オールスタンディング2時間半はなかなか疲れたけれど。

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