The Gourishankar : 2nd Hands



1.ロシア
ここのところ、面白い音を出すプログレバンドを輩出しているロシアから、またも、なかなかすばらしいバンドが登場、The Gourishankar。バンドとしては、2002年に結成されており、このアルバムは、そのタイトル通り、2枚目のアルバムになる。


2.とにかくずらす
全体的な音調は明るめのトーン。メタル的な疾走感ではない。かなり緩急をつけたリズムを使用するバンドであり、変拍子や転調をかなり多用して、様々なタイミングでリズムをはずして次のテーマへ移動する。これが、彼らの特徴だと思うし、聴いていておもしろみがある。


3.多様性
曲調にしても、落ち着いたジャズっぽさのあるものもあれば、まさにプログレ的というような各楽器が自由に主張するアンサンブルを見せる曲もあるし、ラテン調な曲までも。また、アナログサウンド、アコースティックサウンドで攻める曲もあれば、デジタルサウンドで攻める曲もあり、このあたりも変化に富んでいて面白い。ボーカルパートは結構リリカルでもある。ボーカルとインストの配合は適切という感じで、インストもかなり楽しめる。


4.絶対的ではないが
このアルバムを聴かなければ損というほどではないけれど、なかなか良い出来。爆発度では、Lost Worldの方が一枚上手かもしれないが、曲展開のヴァラエティーの豊富さで言えば、The Gourishankar の方が一枚上手といえる。


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