はい、バンド名に惹かれて買ってみました Pika Pika Teart



Pika Pika Teart

さて、今回紹介する作品は、Pika Pika Teart というバンドの Moonberry というアルバムで、これは、彼らにとってのデビューアルバムになる。
この、Pika Pika Teart というバンド名に惚れて、思わず買ってしまいましたが、このバンドは、ロシアのバンドで、チェンバーロック系のクラシカルな要素とトラッドな要素がまざったロックバンド。女性ボーカルも一部入ってくる。
ちなみ、この作品は2010年リリースの作品で、実は、我が家には、まだ2010年もので紹介し切れていないものが若干残っている訳で、2010年の名残がしばらく続くと思います。


軽快でシリアス

YUGEN などにも近い印象のするシリアスなチェンバーロックで、暴れ回る要素のあるそれではなくて、比較的構築美系で軽快なところもある。特にボーカルモノでは言語の関係もあってか、トラッドな雰囲気も強くなってくる。私自身は、最近この系統のラディカルトラッド系、チェンバーロック系のサウンドに非常に興味を持っているので、このバンドもなかなか面白いサウンドと感じた。
ロックという要素からはかなりかけ離れたサウンドでもあるので、こういったタイプのサウンドを追いかける人には溜まらないけれども、こういったサウンドを追いかけている人にしか楽しめないそれかも知れない。


空耳アワー

で、その言語の問題なのかなんなのか、このバンド名のみならず、所々に日本語に聞こえるような空耳アワーな瞬間がある。日本語で、数字をカウントしているように聞こえたり、さらには、○○○○と歌っているかのように聞こえてしまうところまであるのだから、一瞬曲を純粋に聴けなくなる瞬間に遭遇してしまう。


いいです

ということで、バンド名のその日本語響きのおもしろさだけに惹かれて買ってみたのだけれども、それに裏切られないただのネタでは終わらない良さを十分に持ったアルバムでした。
世界中には、まだまだ面白い音楽があることをかみしめることの出来るアルバムでもありました。


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ピカピカ・ティート
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