A Triggering Myth:The Remedy of Abstraction



1.バンド
アメリカのバンドで二人の中心人物をベースにゲストを含めたバンド。プログレ系バンドには兼業ミュージシャンが多いが、彼らもそう。メンバーの一人の体調もありライブはなく、アルバムリリースオンリーのバンド。
今回の作品で6作目ぐらいだと思うが、兼業ミュージシャンであることもあって、アルバム間隔が長く、キャリアとしては10年を超える。


2.作品
実は、今作が私にとって彼らの曲を聴く初めての機会。であるが故に、過去の作品との比較は出来ない。
そして、今までこのバンドの音楽を何故聞く機会を持たなかったのだろうかと後悔するほどのすばらしい出来なのが今回の作品。音楽の傾向は、Jazz系のプログレで、R.I.Oの影響も少し臭いながら。今回の作品では、McGIll/Manring/Stevensというフュージョン畑のゲスト参加もあってかもしれないが、Jazz Rock野中でも一級品の非常にタイトでかつ変則的な音楽を楽しく演奏しきっている。マイナー系のバンドだと非常にすばらしい音を出していても、どこか垢抜けいない弱点を感じるのだが、このアルバムは違う。全体にわたりタイトのままでありながら、しかも、一本調子にはならず、各パートパートで聴かせてくれる。しっかりとした輪郭のある音を出せるバンド。


3.お奨め
そんな訳で、とてもお奨めな作品。特にJazz Rock系やR.I.Oの変則系バカテク好きには進められるし、かといって難解な楽曲になっているということもないので、シンフォ系が好きな人も楽しめると思う。


関連リンク:
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The Remedy of Abstraction
発売元 : Laser's Edge
発売日 : 2006-02-21 (1CD)
売上ランク : 140983 位 (AMAZON.co.jp)
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