こっちのほうが本家っぽい ARW YES



YES

言わずとしれたプログレ四天王の一角 YES.遂に50周年を迎えるバンドになるのだけれども、昔からメンバーチェンジの激しいバンドとしても知られる。そんな彼らは、現在も実質少なくとも二つのYESが存在していて、YESそのものの名前を名乗る Steve Howe, Alan White の他に、Geoff Downs と Billy Sherwwod という本家に中途参加メンバーで構成されて、さらにボーカルに もう一人の Jon Davison によるバンドが存在する一方で、今回紹介する、Yes は Yes と名乗らないものの、本家に近い Jon Anderson Rick Wakeman Torevor Rabin によるバンド。
ある意味、両方のバンド共に、黄金期メンバーに中途参加メンバーが加わるというたすき掛けのような構成成っているのは面白い。
そんな YES Featuring Anderson Wakeman Rabin によるライブ映像作品 Live At The Apollo を見てみた。


Yes Featuring

ということで、その Featuring のほうの YES だけれども、すでに来日公演を行っていて、そのライブを経験済みな方もいると思う。
実は、現在の YES のほうは、あまり興味が無くてライブ版なども入手していないのでわからないのだけれども、おそらく、この YES featuring のほうが、演奏は圧倒的にいいと思う。


曲目

曲目は、Rabin期の90125 YES の作品に、黄金期の作品を絡めた作品構成。これが、ミックス具合と言っても、この二つの時期が、YES の二つのピークと言えるところもあり、楽曲の安定感は高い。


演奏

そして、演奏は、相変わらずテクニックの高い Rabin と Wakeman に加えて、安定のリズム隊 Lee Pomeroy と Louis Molino III なので、安定感と緊迫感、疾走感は圧倒的。
そして、Jon Anderson のボーカルもとても安定している。


これはいい

正直言って、これはいい。いいとしかいいようがないほどいい。
YES ファンにとっては、懐メロ以上の価値が十分にある演奏。
ぶっちぇけてしまえば、こちらのほうが本家 YES を名乗るべきではと思うほどでもある。


いずれにせよ

まぁ、とはいえ、どっちが YESか?なんて、議論はせずに双方の YES を楽しめばそれでいいとも思います。
Fly From Here 単発とはいえ、Drama Yes というのもまた存在しているので、まぁ、何かと楽しめます。


関連リンク:
Yes featuring Jon Anderson, Trevor Rabin, Rick Wakeman | Just another WordPress site
関連サーチ:
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