Dream Theater のライブ映像 Luna Park は音源映像の美しさも加味されて



Live at Luna Park

Dreamt Theater の新作は先日出たばかりですが、ライブ映像作品のほうもリリースされました。こちらのライブ映像は2012年のものなので、2013年新作よりも前の音源です。
で、今回のライブ映像の注目どころは、ドラマーが、Mike Mangini に変わってからのツアーからということで、ドラマーが変わってどんな感じになったのかと、実際にはすでに来日公演でお披露目済みなので、体験下方も多いでしょうが、映像だとより接近したアングルで確認出来るということで、楽しみなところもいいでしょう。ということで、Live at Luna Park を鑑賞してみました。


きれいです

まずは、映像と音がやたらきれいだってのに感動する。
音源の場合は、特に DTH-HD Master Audio 5.1チャンネルで聴いたら、かなりの臨場感ときれいすぎるほどの音質に圧倒される。
なので、手数の多い彼らの演奏の高速アンサンブルにおいても、細かいシンバル系の音だとかバッキングコーラスなんかも良く聞こえる。加えて、歓声なんかもいい感じで混ぜられているので、ライブの臨場感満点。


ライブ

で、ライブそのものの感想です。まず、Mangini だけど、確かに、Portnoy と比較すると、時にエンターテインメント性という観点で見るとPortnoyn軍配が上がるというのはある程度致し方ないか。
しかし、一方でやはり、敢えて片手だけで高速ドラミングを魅せたりなどを含めたテクニックと繊細なドラミングはさすが。先述の高音質環境で聴くとそのすごさがさらによくわかる。


アンサンブル

そんな Mangini を含むアンサンブルはやはり、さすが Dream Theter 凄すぎる。高精細映像と高精細音質においては、ひょっとしたらあらが出てしまうバンドもいそうだけれども、彼らのテクニックをすると、この環境を最大限に生かせるだけのテクニックを持っているので、本当にライブとはまた別の楽しさを感じることの出来る映像鑑賞になる。


最早

で、最早早すぎてのうえに拍子が変則的すぎて、聴いているほうがついて行くことが出来ないレベルってのは、Dream Theter に対して今更言うことではないけれども、やはり改めて圧倒されるというのが感想。
そんな中で、若干特に前半は Labrie のボーカルが全開とまでは一定内感じが少しするところはあったが、後半になるほど調子も良くなっていく。


カルテット

また、今回のライブ映像の見所の一つは弦楽カルテットを迎えて演奏するパートが在るところ。もともと、テクニカルなサウンドだけではなくて、バラッドにも定評がある彼らだけれども、弦楽カルテットを迎えたアコースティックに近い構成では、表現力豊かな彼らの美しさも堪能出来る。


とにかくすごい

そのほかにも、ひょっとしたらメディアによっては入っていないかもだけど、マルチアングルの特典映像だったり、本編には入っていないけど、重要な定番 Pull Me Under もボーナスとして入っていたりと、本編のみならず堪能出来る要素の強い作品です。
とにかくすごいんで、とにかく見てくださいといいたくなる作品です。


関連リンク:
Dream Theater – New Album Out Now | Official Site
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