Paatos 待望の新作 V は明るさも感じる暖かい作品
Paatos
Paatos は、スウェーデンのバンドで、Anglagard 以来脈々と受け継がれる北欧幽玄美を表現するプログレバンド。結構、暗い印象のするテーマを切々と歌い上げる女性ボーカルとそれをひっそりと響き渡るような音色で支えるサウンドで、儚くも美しくそして時に力強い世界を構築するバンド。
変則的
その2012年の新作はVと題されたそれで、今回は少し変則的なアルバム。最初の4曲のみが純粋な新作で、残りの4曲は過去のアルバムのリメイクとなっている。明るさ
先述の通り、どおしてここまでと思うほどに暗いテーマの曲が多かった印象のする Paatos だけれども、このアルバムに収められている最初の4曲は、明るい印象のするサウンド。切々とした穏やかな世界はそのままに、しかし、霧の中に光が力強く差し込んできているかのような強い印象の残るサウンド。メロディーに懐かしさを感じるような要素があり、ポップな聴きやすさも感じる。リメイク
残りのリメイク曲だけれども、Tea や In Time はアコースティックなサウンドであることもあって、原曲以上の切なさを感じるが、原曲では極北と行った冷たさがあったのに対して、わずかな暖かさを感じさせるところがあって、これが非常に心地よく響く。このリメイクはかなりありだと思う。お初の方にも
というところで、新曲+リメイクの作品なので、Paatos をまだ聴いたことが無いという方には、初めてのトライという意味で聴いてみるのには適した作品という気もする。穏やかで、切なく、感情にぐっと入り込んでくる彼らのサウンドを是非味わっていただきたいと思います。
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