アルメニアから Gentle Giant　のごとく、Oaksenham

音楽



1.アルメニア
アルメニアのバンドで、結成は2001年に遡る模様、多分CDリリースは、この作品、Conquest of the Pacific がデビューアルバム。


2.Gentle Giant
フルートやバイオリンといった楽器を含むクラシカルな編成で、そのへんお構成は、After Crying 的。曲も、かなりクラシカルパートを含むのだけれども、一方で、細かいフレーズを刻んできたり、変拍子、ポリリズムを駆使したりして、インストながら、Gentle Giant を思わせる構成を持つ曲を展開。と思っていたら、Talybont , On Reflection とGentle Giant のインストカバー曲が登場で結構びっくり。で、これまた、美しくまとまっていて、すばらしい。


3.後半が組曲？
で、後半が、アルバムタイトルでもある Conquest of the Pacific の組曲的作品。でこちらも、最後の方に Land of Hope and Glory なんかを挟んできて、あらゆる意味で、プログレ好きなメンバーがクラシカルにプログレを作り上げたという印象のする作品。


4.構築型シンフォニックロック
ということで、昨今のメタルプログレの感じに飽きてきつつある耳には、久しぶりこうしたシンフォニック度の高い構築と複雑な曲構成で効かせるサウンドはとても新鮮でまとまりある音として感じる事が出来る。
なかなかいい作品。


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