ZILTOID the OMNISCIENT : Devin Townsend
1.さらに
若干変人気味プログレポップメタラー Devin Townsend の謎の人形劇メタルプロジェクト ZILTOID がCDとしてリリースされた。元から、バカテクギターと、多様性極める歌唱法と、ポップからプログレ、デスメタルまで幅広い作曲力と、音の洪水を作り出すプロデュース力で、行きすぎた才能を存分に発揮していた Devin Townsend ですが、さらにさらに謎な方向へと発展して完成したのがこの人形劇メタルアルバム ZILTOID。
2.ZILTOIDは何者か？
まだ、私もこのコンセプトを飲み込めていないのだけれど、myspace も立ち上がっていて、さらに、YOUTUBEにも以下のようなビデオが上がっています。
3.音の方は
全体がコンセプトアルバムでかつストーリー仕立てなので、楽曲が中心ながらも、間にいろいろとナレーションが入ったりします。これらのちゃんと解読すれば、それなりに内容を把握する事が出来るかも。
で、音ですが、Strapping Young Lad と Devin Townsend Band を混ぜた物という印象で、元々個人の中にありながら別々に活動させていた物が、ここで一つにまとまったという感じ。どちらよりかというと、SYL よりで、スラッシュメタル系なサウンドが多い。だけれども、ポップな楽曲と合流したり、歌い上げてみたり、スぺーシーな楽曲だったり、が接続されてくる。
ようするに、相変わらずの飽きさせない多様な楽曲展開が、さらに一枚のアルバムの中で幅を拡げて展開されているというところ。
4.集大成、そして、発進か
そういう意味では、これまでの活動の総括という感じもするし、この総括された物をベースにさらなる発展がこれから始まるような感じもする。いずれにせよ、作品としての出来は、相変わらずすばらしいので、Devin Townsend ファンなら満足できる出来だと思う。
5.ボーナスディスク
INSIDEOUT 恒例の初版限定ボーナス版がこの作品もあって、限定版は2枚組。で、その2枚目にはちょっとしたナレーションとボーナス曲、それに加えて、PC再生が可能になっていて、ZILTOID のアニメーションが5つ（YOUTUBEの上記2つは多分この5つのうちの2つ。）と、Devin Townsend のギタープレイ解説トークが納められている。
関連リンク：
www.myspace.com/ziltoidtheomniscient
dLINKbRING.Music.Devin Townsend
Hevydevy Records website
www.myspace.com/devintownsenddtb
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