Roine Stolt:WallStreet VooDoo
少し前に発売されていたFlowerKingsの中心人物
RoineStoltのソロアルバムWallStreet VooDoo聞き込みました。
ライナーノーツにも書いてあるようにFlowerKingsで追求している
プログレ路線とは違い、60年代から70年代のロックの
展開に経緯を表しながらのロックアルバムがこのソロの特徴。
音自体も、変則に変則を重ねるプログレ的手法ではなく、
比較的正直なロック手法にしかし、思いの丈の
乗せ尽くすという印象で、ストレートにRoineの感情が
のった楽曲に仕上がっている。
であるが故に、FlowerKingsでの音とはまた違う楽しさを
このアルバムでは感じることは出来る。
そういう意味ではプログレファンのみならず、
古き良きロックファンにもお勧めできる内容だ。
ある意味、こういった音を自身たっぷりに提示出来るというのも
プログレ界を渡り歩いてきた人たちの大いなる強さだと思う。
Flower Kingsについて
Wall Street Voodoo
posted with amazlet on 06.01.25