Roine Stolt:WallStreet VooDoo

少し前に発売されていたFlowerKingsの中心人物
RoineStoltのソロアルバムWallStreet VooDoo聞き込みました。
ライナーノーツにも書いてあるようにFlowerKingsで追求している
プログレ路線とは違い、60年代から70年代のロックの
展開に経緯を表しながらのロックアルバムがこのソロの特徴。
音自体も、変則に変則を重ねるプログレ的手法ではなく、
比較的正直なロック手法にしかし、思いの丈の
乗せ尽くすという印象で、ストレートにRoineの感情が
のった楽曲に仕上がっている。
であるが故に、FlowerKingsでの音とはまた違う楽しさを
このアルバムでは感じることは出来る。
そういう意味ではプログレファンのみならず、
古き良きロックファンにもお勧めできる内容だ。
ある意味、こういった音を自身たっぷりに提示出来るというのも
プログレ界を渡り歩いてきた人たちの大いなる強さだと思う。


Flower Kingsについて

Roine Stolt(AMAZON)

Wall Street Voodoo
Wall Street Voodoo
posted with amazlet on 06.01.25
Roine Stolt
Inside/Out (2005/11/15)