Pat Mastelotto の新プロジェクト KOMARA はダークで Projekct 的
KOMARA
King Crimson などのドラマーとして知られる Pat Mastelotto。最早、テクニック云々という次元では語りきれない独自のサウンドを構築することのできるドラマーとしてさまざまなプロジェクトで活動しているドラマー。そんな彼が、スロヴァキアのギタリスト David Kollar および、イタリアのトラペット奏者 Paolo Raineri と新たなプロジェクト KOMARA を始動させ、そのデビューアルバムでセルフタイトルアルバムをリリースしたので聴いてみた。独特
世界観は、もはや、独特というしかない。ジャズな雰囲気も幾分か含みながら、しかし、エレクトロな雰囲気もある程度あり。イメージ的には、King Crimson の派生的活動としてあった、Projekct シリーズのイメージに近い。リズムと音響
音楽のベーシックであるリズムと音響。この音楽の根源のみを表現しようとしているかのようにも感じられるようなサウンドで、リズムが弾むサウンドの上を、フリーキーに、雄叫びのように駆け回るトランペットやギター、ボーカルのサウンドは、原初のサウンドともいえそうな趣があるし、音響を感じさせるトランペットの響きなどには、むしろ穏やかな夕暮れを感じさせるような空間を演出してもいる。ジャケット
さらにこの作品の見どころは、ジャケットアートの不気味さ。このジャケットに感じるほどの強烈さのサウンドではないともいえるのだけれども、しかし、イメージが伝わるジャケットアートでもある。これは、TOOL のジャケットを手掛ける Adam Jones によるもの。絶品
普通ではないサウンドを求める向きには、かなりおすすめできる変態系サウンド。TOOL 系が好きな人だったり、あとは、ジャズロック系キワモノサウンドが好きな人もかなりこのサウンドは好きになるのではと思います。おすすめ。
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