The Enid の再録シリーズ第三弾 Shining も素敵



The Enid

英国の隠されたシンフォニックプログレバンド The Enid。一時期の活動休止状態を経て、現在は比較的活動的になっている彼らですが、Srise & Shine と題された、過去の彼らのカタログの楽曲を再録音するというシリーズも展開していて、このたび、その第三弾、Shining がリリースされたので、さっそく入手してみた。ちなみに、私は、彼らのサイトから買ったので、サイン入りのものを入手しました。


曲目

収められている楽曲は、以下の通り。特に、Salome 以降、ボーナストラック扱いの、Something Wicked This Way Comes までが、この作品の目玉といえるだろう。


1. Gateway
2. Raindown
3. Tripping The Light Fantastic
4. Salome
5. Summer
6. Autumn
7. Something Wicked This Way Comes


すっきりとした

全体の音は、非常にすっきりとしていて、音質という意味も含めて、非常に透き通った印象の楽曲になっている。その意味では、非常に聴きやすく聴きごたえがある。Salome なんかは、もとから エレクトロポップシンフォという感じの楽曲だけれども、そのあたりが、音がすっきりしたこともあって、より魅力が増していてる。


クライマックス

そして、クライマックスは、Something Wicked This Way Comes。彼らの代表曲の一つであるこの楽曲も非常に心地よい音に進化している。
結構こういう再録音的なものって、いじりすぎたり、逆に懐古趣味すぎたりと、違和感を残す場合が多いのだけれども、この作品は、そういうことはなくて、楽曲の別の側面の魅力がしみだしてきている。


おすすめ

とくに、The Enid の過去の全貌をまだ知らない人にとっては、この作品ぐらいから、The Enid の過去の楽曲に触れるというのもいい選択であるような気がする。その意味では、The Enid 初心者からマニアまで、多くのひとにおすすめできる作品だと思う。


関連リンク:
Welcome to the The Enid
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